ゴーストとハウスシェア!?

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2019年3月6日

ホーンテッドハウス??

セブ日本人会からの

セブ通信

ディズニーランドにこんなアトラクションがあったような記憶があります。
私の世代だと若かりし頃に「エクソシスト」という映画があり、かなり怖かった記憶があります。私の住むビレッジにその可能性のある??家があります。ゲートから我が家に通じるメインの道路に面したおそらく4ベッドルーム、崖から張り出したちょうど清水の舞台のような構造の家です。最上階が玄関でそこから下に各フロアがあるようです。セブの市内、マクタン島、天気が良ければボホール島まで一望出来そうです。建築後それほど古くはなくデザインも悪くない物件です。初めて異変に気が付いたのは4年前にこのビレッジに引っ越して半年程経ってからです。最初「HOUSE FOR RENT」のターポリンが目に入りましたが、いつの間にそれがなくなっている。そこまでは当たり前ですから気にもしていなかったのですが、数週間?後にまた、貸家札が出ている。急な事情で引っ越したのだと思うのも自然なことでした。しかし、半年間にこれが何回か繰り返されると、ちょっと奇異に感じるのも無理はないのではないでしょうか。4年間を振り返ると長くても2、3ヶ月で店子が変わります。今日現在も「HOUSE FOR RENT」。
情報通のヘルパーさんに聞いてみたところ、詳しいことはわからないけれどもやはりゴーストがいるらしいとのこと。おしゃべりな口から飛び出す話は我が家のことになりました。「サー、この家には二人か三人の子供のゴーストがいるらしい。」とヘルパー仲間からの情報を披露してくれました。「ただし、このゴーストは悪いことをしないから安心してください。」と言われ、安心してよいものかどうか夫婦で一時悩みました。しかし、使用人も含め我々夫婦や泊っていくお客さんもお目にかかった経験をすることなく転居5年目になりました。フィリピンの人は日本人よりもはるかに宗教色の濃い精神社会的な生活を送っていますから「ゴースト」を案外身近に感じているようです。私の所属する会社が新しいオフィスを探していた時のことです。ビジネスパークやITパーク、更にマクタンやボホールまで一望に出来る物件に決定しようとしたのですが、墓地が丸見えだというのでフィリピン人スタッフの猛反対にあい断念したことがあります。お墓とはいえ公園のような整然としたもので、直線距離でも数百メートルは離れており、怖いとか気持ち悪いという感覚は日本人的には感じられないのですが、あまりに真剣な拒絶に面くらいました。

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