“スターアップル ” のシーズン到来!

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2017年3月17日

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木陰の露店でスターアップルを買い求める女性


It’s Kaimito or Star Apple Season now!  It’s best to eat them under the hot summer weather.
毎年3月に入って乾季も盛りになるころ、露店に並ぶのが紫色や緑色をしたまん丸いフルーツ、スターアップル。フィリピンではカイミト(Kaimito)と呼ばれている。黒い種の並び方が星状になっていることからこの名前が付いた。果実はやわらかく、縦に半分に切って白い半透明の果肉をスプーンですくって食べると口の中に天然の甘さが広がってくる。冷やして食べるとさらにおいしい。
日本名は「水晶柿」。確かに味は柿を連想させるし、白い果汁はイチジクにも似ている。樹木の高さは15メートルほどにもなり、民家の周りなどでよく見かける。葉っぱは表が緑色で裏が褐色をしている。木が成長すると傘を広げたように日陰を作ってくれるので熱帯の風景によく溶け合っている。
原産地は西インド諸島から中米とされ、スペイン人により熱帯の地に持ち込まれた。値段は1キロ50~60ペソ(約6個)。
参照:「熱帯植物散策」(小林英治著)
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表面がツルツルしたまん丸いスターアップル。紫色と緑色の2種類があるが味は同じ。葉っぱは表が緑色で裏が褐色をしている。


◎ Navi Manila Vol.31 より

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