パングラオ島の新スポット ダーウィス町

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2017年3月21日

来年3月、新ボホール空港が完成予定
大地震から復興するボホールを協力隊員がリポート
Another tourist spot in Bohol! New airport to open next year in Panglao Island!

タグビララン市からのダーウィス町遠景

タグビララン市からのダーウィス町遠景


by 長田晃子(青年海外協力隊)
___ボホールと日本間の直行便も夢物語ではない。ボホールでは今、新ボホール空港の開港が目の前まで来ている(2018年3月工事竣工予定)。(株)日本空港コンサルタンツ岡本氏によると2,500mの滑走路を有する事から各国からの大型旅客機での就航も可能となる。また環境に配慮した設計となっており、使用された水を再利用し植樹に使う施設を有する。新ボホール空港はボホール本島と2本の橋でつながる多くの観光客を魅了するアロナビーチで有名なパングラオ島パングラオ町に位置する。
___そんなパングラオ島に実はもう一つの町ダーウィス町があるのをご存知だろうか。ダーウィス町はボホール本島とパングラオ島の橋を渡ってすぐの町である。今回はダーウィス町のぜひお勧めしたい新スポットについて紹介したい。
徐々に修復工事が進む「ダーウィス教会」
___1697年に建てられたダーウィス教会は、かつて聖水として地下の海水を引いていた事で有名である。2013年の大地震により教会は崩壊したものの徐々に修復工事が進み今は天井の絢爛は壁画を見学する事ができる。
___駐車場内には水売場がある。金額は決まっていない。「DONATION」と書いてある箱に自身で金額を決め投入する。このお金は全て教会の修復費用に使われる。
州政府認定エコツーリズムスポット「ヒナン・ダナン洞窟」
___洞窟内には地下から海水が湧き出してできた天然のプールがある。希望者は泳ぐ事もできる。ここでは地元出身のガイドが洞窟についての歴史や環境との関わりについて案内をしてくれる。彼らはファーストエイドの研修を受けており、いざという時に心強い。「頭に気を付けて下さい!」など簡単な日本語を話すこともできる。
___駐車場の一角に地元マダム手作り「ピナイ・パナイ(ボホールのスウィーツ)」が6ペソで販売している。バナナでできた絶品スイーツだ。
地産地消オーガニックレストラン「Bohol Bee farm」
___ここで使われる食材は全てボホール産、専用の農場をもっている。フィリピンでは珍しいオーガニック野菜のサラダ、オーガニックガーデンサラダが有名だ。またレストランの外にはアイスクリームスタンドがあり、ボホールの特産ウベを使ったアイスクリームがおすすめだ。
___希望者には所要時間15分のファームツアーも行われている。
___パングラオ島と言えばアロナビーチやダイビングが有名であるが、是非一足伸ばしパングラオ島の穴場、ダーウィス町にも立ち寄ってみてはいかがだろうか。
Iwantyoutovisit
 

ビーファームツアーの様子



絢爛な天井画が広がる教会内


天然プールが広がるヒナン・ダナン洞窟


ピナイ・パナイを毎日販売するマダム


もっとディープなボホールを訪れたい方は是非下記のホームページをご参照ください。ボホール州政府観光局公式ホームページ:
http://www.boholtourismph.com/

 
 
 
 

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