フィリピン最近の出来事 Philippine News Archive

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2016年12月5日

第65回ミス・ユニバース世界大会、来年1月30日にフィリピンで開催決定
Philippines will host the next Miss Universe pageant in January 30, 2017.
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観光省のテオ長官は2日、第65回ミス・ユニバース世界大会が来年1月30日に「Mall of Asia Arena」(パサイ市)で開催されると発表した。ルソン、ビサヤ、ミンダナオの各地方でイベントを開催し、各国代表が訪れる予定。ビサヤ地方セブ市とボホール州ではすでにイベントが行われることが確定しているという。第64回大会は米ラスベガスで開かれフィリピン代表のピア・ウォルツバックさん(26)が見事栄冠に輝いた。1973年以来の快挙に、多くのフィリピン国民が歓喜、凱旋帰国したピアさんは首都圏マニラ市のマラカニアン宮殿にアキノ大統領を表敬訪問した(写真上)。


イントラムロスで電動3輪車「E-トライク」プロジェクトが始動
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投資委員会(BOI)と日本の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は10月20日、ソフトバンクと協力してマニラ市の観光地区イントラムロスで電動3輪車「E-トライク」50台を投入した。E-トライクは6人から8人乗りで運賃は一区間20㌷。同地区を走る「パジャック」と呼ばれる人力三輪車の料金とほぼ同額。充電ステーションも地区内に17カ所設置した。同委員会産業開発局のコラソン・ハリリ・ディチョサ代表は「フィリピンを東南アジアの電気自動車(EV)製造のハブにしたい。そのことで10万人の雇用を創出できる」とプロジェクトに期待を寄せる。電動化事業費は5憶5千万ペソ。電動3輪車1台の値段は35万ペソから45万ペソと車種により幅がある。電動化プロジェクトは2018年9月まで。3輪車導入事業は今後、パサイ市の商業施設モール・オブ・アジアやタギッグ市など首都圏各地に拡大させる計画。


ビラタ元首相、ドリロン元議長に旭日大綬章
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日本政府は3日付で2016年秋の叙勲受章者を発表、外国人叙勲でフィリピンのビラタ元首相=写真左=とドリロン元上院議長=同右=が旭日大綬章を受章した。ビラタ元首相はマルコス大統領時代に財務大臣や国家経済開発庁(NEDA)長官なども歴任したほか、1960年代の大規模円借款事業であった日比友好道路建設事業にも尽力した。


大統領、電力は不足していないとして、任期中の原発稼働の可能性を否定
ドゥテルテ大統領は1日夜、自身の任期中は原発の稼働に踏み切らない方針を示した。大統領が原発利用について公の場で言及したのは初めて。エネルギー省は先に、凍結中のバタアン原発(ルソン地方バタアン州モロン町)の稼働に意欲を示し、実現可能性を検討していたが、大統領の発言によってエネルギー政策の見直しを迫られることになる。
ミンダナオ地方ダバオ市にある両親の墓を訪れた大統領は報道陣に、比は原発稼働を検討するほど電力に不足していないと指摘。「いつか電力不足が深刻になれば(検討する)」とした上で、「(その時期は)私の任期中ではない」と話した。
 
 

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