張子の「巨人」が町中を練り歩く ヒガンテス祭り !

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2016年12月5日

   フィエスタへ! Let’s Go to Fiestas!
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fiesta27_05____ラグーナ湖畔の町、リサール州アンゴノ町で毎年11月に開催されるヒガンテス祭り。3メートル以上もある張子(はりこ)の人形に人間が入り、鼓笛隊やバトンガールに率いられてアンゴノの街中をにぎやかに練り歩く。町の守護聖人である聖クレメンテを祝福して行われるフィエスタも前後して開催。この日は「水掛け祭り」で、イエスがヨハネから洗礼を受けたことを祝福するもの。道を歩いていると観光客であろうとおかまいなしに水鉄砲やホースで水をかけられる。デジタルカメラは濡らさないように注意を。
____また、ここアンゴノ町は、画家カルロス・フランシスコと音楽家ルシオ・サン・ペトロの2人のナショナル・アーティストを輩出した「芸術家村」としても知られている。画家フランシスコの作品を模倣した銅製のレリーフが、学校や家々の塀に飾り付けられている。祭りは午前中に終わるので午後は町なかにある美術館やギャラリーなどなどを見学するのもいい。フィエスタには毎年、政治家や人気スターを模した人形も登場する。今年はドゥテルテ大統領の人形も姿を見せるかも。

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地元出身の画家フランシスコの作品を模した銅製のレリーフが民家の塀にいっぱい。


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人気スターや政治家を模した人形が次々登場。今年はドゥテルテ大統領も登場か…?


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地元高校生のバトンガール。各チームの衣装にも力が入っている。

アクセス Access
マニラから車で約1時間。首都圏クバオからジプニー、SMメガモール近くから乗合タクシーも出ている。

 

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