猫カフェ初訪問が 最後に…。

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2020年3月26日

Remember the Last Visit to Manila’s Cat Café
“Time Spent with Cats is Never Wasted”.

 

 

 昨年11月、マカティで某外資系チェーンのカフェにいたら、野良猫がやってきた。カフェに猫。この光景を見ながらマニラに猫カフェってあるのだろうかと気になり、調べてみた。するとマニラ市タフトアベニュー、デラサール大学のそばに「スワベ・パーフェクト・キャットカフェ(Swabe, A Purrfect Cat Café)」があるとわかり、その時さっそく行ってみた。
 店名のSwabeはタガログ語でSmooth、PurrfectはPurr:猫が気持ちよさそうにゴロゴロとのどを鳴らすという意味と、パーフェクトの掛け詞(ことば)になっている。入場料は1時間30分ドリンク1杯付き249ペソ。カフェの2階に行くと、猫が13匹放し飼いにされていて、私がイスに座ると一斉に寄ってきた。人懐こい猫が多く、膝の上にも乗ってくる。しかし、私からは何ももらえないと知るや、すぐに去って行った。別の客がエサを持ってきて与えると、「猫だかり」ができて大賑わいである。カフェ備え付けのエサがあるのだが、持ち込んでもいいのだろうか? 

エサをくれる客に「池のコイ」状態の猫たち。Cat Feeding Frenzy !

 

 フロアにはガラス戸付きの棚が並ぶ所があり、数匹の猫はその中で飼われている。店員にどうして隔離されている猫がいるのか尋ねると、縄張り意識が強いからだという。縄張りを持つのは猫の習性だと思うだが……。私にとっては久しぶりに猫に触れ合えた喜びと、腑に落ちない感が残ったマニラでの猫カフェ初訪問であった。

 

「アイスコーヒー、ひと口よろしいでしょうか?」In a cat’s eye, all things belong to cats.

 2020年1月下旬、 久しぶりにこの猫カフェに行ってみたところ、閉店し、店内は空っぽで物件として売りに出されていた。あの猫たちはどこへ行ったのだろうか。(K)

Last November, I visited Swabe, a Purrfect Cat Café in Manila. It was my first cat café experience in Manila since I settled down in Manila three years ago. Admission fee was 249 pesos including a soft drink for a one and a half hour. At the café, there were 13 cats. They were so adorable and friendly. It’s a pleasure just to see cats playing and sleeping. The time with cats is always quiet and peaceful. Sigmund Freud, the founder of psychoanalysis quoted, “Time Spent with Cats is Never Wasted’. The significant historical figure knew the greatness of cats.
When I visited this cat cafe last month, I found it was permanently closed. I hope all the cats have been adopted by cat lovers. I wish them well.

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