路上で魚の丸焼きパーティー 「ミルクフィッシュの首都」

この記事をシェア

2018年6月5日

Grilling Bangus on the Street in Dagupan

会場には巨大なバグスのオブジェも登場。
Big Bangus in Dagupan City Bangus Festival

4月30日夕方6時頃から始まったバグスの炭火焼パーティー

こちらはジェネラルサントスの巨大マグロのオブジェ。 Giant Tuna statue in General Santos City

4月、ルソン地方パンガシナン州ダグパン市で恒例の「バグス・フェスティバル(Bangus Festival)」が行われた。バグスは英語名ミルクフィッシュ、和名でサバヒーという魚で、フィリピンの重要な食用魚である。この約1カ月にわたる祭りがクライマックスに近づく4月30日には、路上でのバグス炭火焼パーティーがあり、約800台のグリルで約4000キログラム分のバグスが丸焼きにされ、来場者に販売された。
ダグパン市はバグスの養殖が盛んな地域で、

「フィリピンのバグスの首都」と呼ばれる。一方、マグロ漁の拠点として知られるミンダナオ地方ジェネラルサントスは、「フィリピンのマグロの首都」と言う。ジェネラルサントスでは毎年9月にツナフェスティバルが行われる。この祭りで1メートルを超え、数十キロにもなるマグロ数百本を路上に並べて丸焼きすれば、さぞ豪快だと思うのだが……。

Advertisement