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2017年3月21日

イランからリンゴ輸入を検討 
ーフィリピン農務省ー
現在は中国から9割を輸入

___フィリピン農務省は駐比イラン大使の要請を受けて、同国からのリンゴ輸入を検討中。現在、同省が中心となって病害虫や食品の安全性について検査を行っている。ピニョール農務長官は「契約書締結の準備は整っており検査が済み次第署名したい」と輸入に前向きだ。スター紙が伝えた。
___リンゴはフィリピン全体のフルーツ輸入量の43%を占め、そのうちの90%は中国から、残りが米国とニュージーランドから入っている。イラン側はそのほか、かんきつ類のブンタンやサクランボの輸入も要請しているほか、コメの生産性向上に向けた技術協力なども申し出ている。ピニョール農務長官はイランの提案を受け入れる代わりに、イラン向けバナナ関税の段階的な引き下げを求めている。

マニラの下町の露店で売られている中国産リンゴ。「フジ・アップル」と表示され値段は5個で100㌷


 


豪華客船がマニラと北イロコスを周遊
3月にクルーズ旅行開催へ
ー中国人や台湾人観光客の誘致目指すー
___アジア有数のクルーズ客船運航会社「スタークルーズ」はこのほど、3月19日から5月23日まで、香港と台湾・高雄市に加え、フィリピンのマニラ港と北イロコス州ラワッグ市を結ぶルソン地方北部を中心とした周遊クルーズ旅行を開催することを明らかにした。
近年、フィリピンへの渡航者数が増えている中国人や台湾人の観光客をさらに誘致することにつながり、観光省や観光関連業者などの期待が高まっている。
___実際に投入される大型客船は「スーパースター・バーゴ」(総トン数7万5338トン)で、乗客定員は2800人、フィリピン人を中心とする乗組員も1100人に達する。
___ラワッグ市ではクリマオ港に寄港し、乗客には同州内にある白砂ビーチリゾート(パグッドプッド町)や巨大風力発電施設(バンギ町)、スペイン時代の灯台(ブルゴス町)などを巡るツアーも用意されるという。
___同市にはカジノ施設を有する高級ホテルなどもあり、普段から台湾人観光客が多い。また、同運航会社を経営するマレーシアの娯楽大手、ゲンティン社はマニラ首都圏パサイ市でカジノ複合施設「リゾート・ワールド・マニラ」を共同経営しており、パラニャーケ市のカジノ特区も含め、カジノ遊興客によるクルーズ旅行参加も見込んでいると思われる。
___クルーズ旅行は5泊6日。北イロコス州政府観光課によると、たとえ1日間の現地ツアーであっても数千人規模の観光客が同州内を観光する可能性があるため、関係業者の間で期待が高まっているという。(まにら新聞)

大型客船「スーパースター・バーゴ」


チスミス(噂話)禁止条例がスタート
―パンガシナン州の村で―
___ルソン島北西部、パンガシナン地方ビナロナン町の7つの村でうわさ話(チスミス)を禁じる珍しい条例ができた。暇な住人たちが朝からサリサリストアに集まり、一日中他人の噂話や悪口を言い合うため村中に不信感がまん延し、時にはけんか沙汰に発展することがあるため、それらの争いを防止しようと今回の条例が決まった。違反者には初回300㌷、2回目は500㌷、3回目には1000㌷の反則金と公共労働奉仕が課される。条例を定めた理由について同州の法務官は、「言論の自由は認めるが他人を傷つけたり村びとの不信感をあおるような言動は許されない」と釘を刺した。


ドゥテルテ大統領、インド人高利貸しの令状なし逮捕を指示
利子20%の「ファイブ・シックス」は違法
___ドゥテルテ大統領はこのほど、公設市場の露天商やサリサリストア(雑貨店)を回って日々の商品の仕入れ資金を20%の高利で貸し付けているインド人貸金業者は、フィリピンの貸金業規制法に違反しているとして、令状なしでの逮捕を命じた。インクワイアラー電子版が報じた。
___アギレ司法長官によると、「これらインド人は正規の認可を受けておらず、フィリピン人の貧しさに付け込んで高い利子を搾り取っており、もはや看過できない」としている。大統領は外務省を通じて在比インド大使館に、高利貸しのインド人には市民権はく奪などの強い処罰でのぞむことを伝えた。
___現在フィリピンでは、インド西北部パンジャブ地方出身のインド人約5万人が貸金業に従事しているとされる。利子が20%で、5000㌷借りれば返金の際には6000㌷になることから、一般に「ファイブ・シックス」と呼ばれている。


フィリピンの86%の世帯が銀行口座持たず
家庭電化製品やオートバイが一家の財産 ―中央銀行が4年ぶりに調査―
___中央銀行がこのほど行った消費者金融調査によると、全世帯の86%が銀行口座を持たず、口座をもつ14%は公務員やサラリーマンの家庭だった。クレジットカードを所有するのは2%にとどまった。口座をもたない人の多くは非正規雇用者や農民、現場労働者で、預金するための金銭の余裕がなかったり口座を維持するための最低額が用意できないことが主な理由。また地方では、銀行が遠かったり、金融機関への信頼性の低さも理由に上がった。マニラ・ブリティン紙電子版が伝えた。
___資産調査ではフィリピンのほとんどの家庭では、家庭電化製品や車、オートバイ、持ち家などが一家の財産で、有価証券や株などの金融商品を所有する世帯はごく少数だった。1世帯の平均年収は17万9000ペソ。ローンを抱えている世帯は全体の15.2%で、家の新改築費、教育費、ビジネスの立ち上げや医療費などに充てられている。
___労働力調査では、5〜14歳が21.5%、15〜24歳が20.2%と24歳までが全体の4割を占め、今後10年間で飛躍的な労働人口の増加が期待できるとしている。
___中央銀行の調査は4年ごとに行われており、今回は全国の1万8千世帯を対象に実施された。


セブ・パシフィック航空
セブ⇔シアルガオ路線を
週12往復に増便
___フィリピン最大の格安航空会社、セブ・パシフィック航空は2月1日からセブとミンダナオ島東部に浮かぶシアルガオ島(北スリガオ州)を結ぶ路線を増便し、週12往復にした。サマーシーズンに合わせてサーフィン客の需要増を見込んだもの。さらに4月からは1日最大2往復を運航する予定。セブ・シアルガオ便は2009年に就航、プロペラ機が運航している。所要時間は1時間。
___セブ・パシフィック航空はすでにセブとオルモック(レイテ島)やカルバヨグ(サマール島)、ロハス(パナイ島)、カミギン島(北ミンダナオ地方)など近隣各都市を結ぶ路線も運航しており、セブ国際空港をビサヤ・ミンダナオ地方のハブ空港にしたい考えだ。
シアルガオ島はフィリピンの「サーフィン・キャピタル」として世界的に有名で、島の南東にある「クラウドナイン」には波がうねる時期になると世界中のサーファーが集まってくる。
近年、サーファー向けのホテルやコテージも増え、夜になるとバーがオープンし、欧米人が集うしゃれた観光地になってきた。2013年には米CNNテレビの旅行ウエブサイトが、シアルガオ島を「世界のサーフ・スポット・ベスト8」の一つに選ぶなど世界からも高い___評価を得ている。毎年9月にはサーフィン国際大会が開かれ、世界中のサーファーが乗りやすい波を求め、ここシアルガオに集結する。
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シアルガオ空港

シアルガオ空港