イントロダクション
話題性に頼ることなく、映画でしか成し得ない本当の独創性にこだわって、当時20代の若者たちの参加によって独立プロで製作し、1988年に劇場公開された劇映画『ゴンドラ』。
完成から30年を経て今、美しい映像と幻想的な色彩に透明なメッセージを封印して、ひとりの少女の“心の対話の物語”を刻みこんだこの作品のリバイバル上映が決定!
古いけれど新しい・・・大事な忘れ物を思い出させてくれるこの映画を、ますます先が見えにくくなったこの現代に彷徨い、浮遊する、たくさんの“孤立する魂”に、今、あらためて届けたい。
完成から30年を経て今、美しい映像と幻想的な色彩に透明なメッセージを封印して、ひとりの少女の“心の対話の物語”を刻みこんだこの作品のリバイバル上映が決定!
古いけれど新しい・・・大事な忘れ物を思い出させてくれるこの映画を、ますます先が見えにくくなったこの現代に彷徨い、浮遊する、たくさんの“孤立する魂”に、今、あらためて届けたい。
ストーリー
都会 ― そびえ立つコンクリートの群れ。
熱を帯びたアスファルト。
無表情に流れてゆく雑踏。
無機質で膨大な顔をもつ空間。
しかし、そんな都会の一角にも、
ひとりの人間と、ひとりの人間との、
小さな小さな世界が無数に散らばっている。
父親は夢に追われた少年 ― 母親は女 ―。
彼らもかつてここで出逢い、愛し、
一つの生命を宿した。
が、二人の心が別々に歩き出したとき、
引き裂かれた幼い魂は、
どこを彷徨うのか・・・・・・
熱を帯びたアスファルト。
無表情に流れてゆく雑踏。
無機質で膨大な顔をもつ空間。
しかし、そんな都会の一角にも、
ひとりの人間と、ひとりの人間との、
小さな小さな世界が無数に散らばっている。
父親は夢に追われた少年 ― 母親は女 ―。
彼らもかつてここで出逢い、愛し、
一つの生命を宿した。
が、二人の心が別々に歩き出したとき、
引き裂かれた幼い魂は、
どこを彷徨うのか・・・・・・
作品データ オリジナル・フィルム35mm/スタンダード/イーストマンカラー 1985年撮影/1986年完成/1988年劇場公開作品/劇映画・112分 現像=株式会社 IMAGICA(当時 東洋現像所) フィルム=EK5247 ・EK5294 カメラ=ARRIFLEX ⅡC・B・V レンズ=CINEOVISION(シネオカメラ)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ デジタル・リマスター版 2016年 Teamゴンドラ 製作/2017年リバイバル公開 |