怪魚にペンギン マニラオーシャンパーク水族館

この記事をシェア

2019年3月6日

いきなり旅行記
Spontaneous Travel Diaries
フィリピンの観光名所を初めて訪れた記者が思うままに旅を綴る。

 

 

 

怪魚からペンギンまで
あなどれないマニラの水族館

From Monster Fish to Cute Penguins
You have it all at Manila Ocean Park

 

 ついに、マニラ・オーシャンパークに行ってきた。バンクーバー、シドニー、テネシー、ワイキキ、シンガポール、ニュージーランド、池袋など、これまで住んだり 訪れたりした街に水族館があれば行くことを信条としていた。そんな私がマニラに住んで約2年半になるというのに、不思議とオーシャンパ―クに行ったことがなかった。そして2月上旬、友人が行ったと聞いて、私も大切なことを思い出したように、さっそく行ってきた次第である。
 水族館に着いて、まず入場料に驚いた。チケットは観覧できるアトラクションの数によって価格が異なるのだが、ちょうどプロモーション中で通常2,400ペソのコースが650ペソ、3,000ペソコース→590ペソ、5,100ペソコース→785ペソ、5,900ペソコース→995ペソと大幅に割引されていた。プロモーションはこの記事が出るころには終わっているかもしれない。今回私は650ペソのチケットを買った。

 

なぜか日本に関する紹介も

 

 魚の展示を見ると、ピラニアやピラルクなど南米の魚もいれば、日本のニシキゴイもいる。悠々と泳ぐ巨大なハタやサメもいる。天井や側面を魚が泳ぐトンネル状の通路もあった。珍しい魚もいればフィリピンの食卓でおなじみのバグス(ミルクフィッシュ)も展示されていた。さらにワニもいたし、ペンギンもいた。フィッシュスパもあり、もちろんおみやげコーナーもある。思っていたよりも立派な水族館である。そして、なぜかクリスマス・ビレッジという世界のクリスマスの習慣を紹介するコーナーがあった。「日本人はクリスマスディナーにケンタッキーフライドチキンを食べる」というのもしっかり書かれていた。

インスタ映えのスポットは大にぎわい

マニラでペンギンを見るだけでも癒される

 

フィッシュの前にいるのは……

 

 それにしても、自撮りをする人が多い。魚を見るより、魚は背景で主人公は自分や子どもである。思えばスマホの時代になってから私が水族館に来たのは今回が初めてだった。セルフィーに夢中な人たちは水槽の前を陣取っていて、私も魚を見に来たのか人間を見に来たのかわからない。場所の取り合いで小競り合いが起こっても不思議ではない。
 FISHの前でSELFISHな人間を見るのはうんざりだが、マニラ・オーシャンパークはおすすめである。私はリピーターとなり、次回は今回見ることができなかったアトラクションを楽しみたいと思っている。(T)

マニラ・オーシャンパークはマニラ市リサール公園の 裏手にある

 

 

 

 

Advertisement