11月28日・29日に開催されているデジタルアーツフェスティバル「Bravo, ASIA!」において、国際交流基金マニラ、ラモン・マグサイサイ賞財団により、黒澤明監督の「羅生門」(1950年)が無料で配信(フィリピン国内のみ)。
「羅生門」は芥川龍之介の短編小説『藪の中』と『羅生門』を原作とし、平安時代の都で起きた殺人事件にまつわる人々の利己主義とともに、人間の良心を描いた作品。1951年にベネチア国際映画祭で金獅子賞、アカデミー賞で名誉賞などを受賞し、日本映画の存在を海外に知らしめた作品とされている。また、黒澤明監督は1965年のマグサイサイ賞を受賞者でもある。
11月29日午後7時からは、黒澤明の研究家である映画産業振興機構(VIPO)の槇田寿文氏、映画監督のローリス・ギレン氏( Laurice Guillen)により、黒澤作品についてのパネルディスカッションも行われる。
視聴はこちらから→ https://bravo.rmaward.asia/