チキン・イナサル、バコロドの文化財に

1027日・フィリピンスター]チキンで有名なバコロド市が、チキン・イナサルを市の文化財に制定しようと奮闘中。

 バコロド市議会は、世界の伝統料理を紹介する旅行ガイドブック『テイストアトラス』(Taste Altas)が発表した「世界の高評価なチキン料理ベスト100」(Best Rated Chicken Dishes in the World )で5点満点中4.6点を獲得して6位にランクされた実績をもとに、チキン・イナサルを文化財に指定するという内容の条例を制定。市の観光局は、今後フィリピン文化財登録委員会での正式な文化財登録を目指す。

チキン・イナサルイメージ(Wikimedia Commons Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0)

 チキンと言えばバコロド市が有名、と聞いたことはあるものの、バコロドチキンどころか、人気チェーン店の マンイナサルにすらいまだ行ったことがない記者。

 実際日本では「豚肉の東日本」「牛肉の西日本」と言われるほど、鶏肉は豚や牛肉にはかなわない傾向にあるようだ。個人的にも選択肢があれば、チキンよりビーフ、ビーフよりもポークをついつい選んでしまうのだが、やはり東日本人の血が濃ゆく流れている、ということなのだろうか。

世界最大規模の盆栽イベント開催

1025日・デイリートリビューン]世界最大の盆栽イベントが2023年1月10日から12日までの3日間、首都圏パサイ市にあるSMモール・オブ・アジア・コンプレックスで開催される。

 テーマは「美は年月を超え、国境をも超える」。フィリピン盆栽協会が主催で行われ、国内外から有名な盆栽クラブたちが集合するという。

盆栽イメージ(Pixabay Ilona Ilyés)

 このイベントでは盆栽を鑑賞できるだけでなく、世界の盆栽マスターたちを招待し、実際にデモをするレクチャーが行われたり、SMバイ・ザ・ベイでは盆栽やガーデニング関連商品が販売されたりと、盛りだくさんの内容だ。

 日本の伝統文化である盆栽の最大イベントがフィリピンで開催されるというのは、日本人として誇らしく感じる。もともと盆栽オタクというわけでない人も、盆栽を通じた国際交流をぜひSMモール・オブ・アジアで体験してみてはいかがだろうか。