昨年11月末、アウロラ州バレアへ行って来た。映画『地獄の黙示録』のロケ地を取材するのが目的だったのだが、バレアの魅力は聖地巡礼だけにとどまらず。そこで、特集ではお伝えできなかったバレアをここに紹介!
バレアで食い倒れ!
バレアでは食べて食べて食べまくろう。なぜなら、食べ放題レストランが多く、価格も1人250ペソと安いからだ。店によってメニューの数は異なるが、どこも定番のフィリピン料理はそろっている。
ちょっと洒落たところで食事をしたい時に間違いないのが、ビーチ沿いのリゾートが立ち並ぶエリアにあるレストラン、イエローフィン。リゾート感いっぱいの空間が広がり、2階にはバーもある。おすすめはポークバーベキュー。ジューシーでやわらかく、ボリュームも十分で、1本約30ペソという安さ。もちろんビールとの相性はバツグン。はい、最高。ビーチリゾートならではのシーフードもぜひ楽しみたい。
なお、このイエローフィンはバーベキューの調理に時間がかかるのと人気店ゆえに、料理を待つ時間が長いことで有名なんだそう。取材班が訪れた時は注文から提供までとてもスムーズだったが、実際、店内には「当店はファストフード店ではないので気長にお待ちを」と貼り紙があった。
サーフィンに目覚める
バレアといえば、忘れてはならないのが、サーフィンだ。筆者はこれまでの人生で3回ほどサーフィンをしたことはあるのだが、まだまだ初心者の域。そこで今回、挑戦した次第である。
サバンビーチでサーフボードをレンタルし、インストラクターに習うも、波に乗れたり乗れなかったり。乗り切れずにそのまま波に飲み込まれれば、インストラクターに「どうしたマイフレンド!」と煽られる始末。このままでは悔しいので、フィリピンで立派なサーファーになってみせる!と決意した。
サバンビーチは初心者から上級者まですべてのレベルのサーファーが楽しめるスポットだが、バレアには他にもサーフスポットがあり、いわゆるチューブと呼ばれる波が期待できるセメントビーチなど、大会が開かれるビーチもある。また、サーフィンをしなくても、のんびりビーチで過ごすのもバレアの楽しみ方だ。
ビーチ以外にも吊り橋や滝などの見どころがあり、トライシクルでめぐるツアーをホテルやツーリズム・オフィス・バレアでアレンジしてもらえる。
マニラからバスで約5時間半で行けるバレアは、特に海が好きな人におすすめ。2泊3日の短期休暇でも楽しめる。筆者は、今度はプライベートで行く気満々である。(METR)