4月はマニラで一番暑い月。そして、そんな4月をさらにアツくする激辛チリイベントが行われている。まず、4月2日に行われたのはフィリピン・ホットソース・クラブ(Philippine Hot Sauce Club)による「ファイアリーカップ(Fiery Cup VI) 」。マニラ首都圏ケソン市のフィリピン大学ディリマン校の会場に、その名の通り、燃え上がるような辛さのソースをはじめとする激辛製品をシェフやインフルエンサーが判定する品評会が開かれた。

 6回目を迎えた今年は450品が出品され、チリソース、チリガーリックソース、チリビネガー、チリペースト、ピクルス、チリオイルなどの品目別、辛さのレベルでもマイルド・ホット、エクストリーム・ホット(Extreme Hot)、ヘル・ファイア(Hell Fire)と細分化され、約30のカテゴリー別に審査が行われた。
 

 

 

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フィリピン・ホットソースクラブの創立メンバーでもあるエリック・パウロ・デル・ロザリオ(Eric Paulo del Rosario)氏(左)に誘われてまにら新聞の岡田記者は世界一辛いフィッシュクラッカーに挑戦。この後、チリが付いた手で目を触って大変なことに。

 

 

 さらに、フィリピンの激辛ファン待望のイベント、フィリピン・チリ・フェスティバル「Chili Fest VII」がいよいよ4月22日・23日にマカティで開催され、さまざまなイベントが行われる。

 

 

Labuyo 100 Rites: フィリピンの唐辛子シリン・ラブヨ100個をご飯やおかずと一緒に10分〜15分で食べ、食後10分は何も飲まないのがルール。

 

 

All Day Bazaar:生のチリにホットソースさらにチリを育ててみたい人におすすめの種や苗の即売会を開催。

 

2019年のチリフェスティバルにて。

 

 

Spicy Food Eating Contests: 唐辛子をそのまま、あるいは激辛フィッシュせんべい、さらにホットチリソースを飲むなど激辛ファンにはたまらないコンテスト。

 

 

Chili Pod Eating Competition: エクストリームスポーツのように激辛チリを食べ、競う「League of Fire」。中国で行われる大会にフィリピン代表として出場する候補選手を選抜。

 

 

Chili Pod Tasting Sessions: 会場に集合したさまざまな種類のチリを食べるチャンス!スーパーホットチリに挑戦してみる?

 

 

 

Chili Plant Competition: 観賞用植物としても人気が高いチリ。愛好家が自慢のチリのサイズや姿を競う。

 

 

Lectures and Demonstration: フィリピンチリ連盟のポンチット・ポンセ・エンリレ氏によるチリに関するワークショップ。

 

 

フィリピン・チリ・フェスティバル「Chili Fest VII」

[日時]2023年4月22日(土)・23日(日) 9pm〜7pm

 

[会場]Whitespace Manila (2314 Chino Roces Ave. Extension, Makati City)

 

[入場料]1日200ペソ、2日間:300ペソ