世界一!フィリピン人のスマホ使用時間
[5月21日・フィリピンスター] 電子情報系ウェブサイト「エレクトロニック・ハブ」が行った調査によると、フィリピンは世界で1番スマホの1日の平均使用時間が長いのだとか。1日の32.53%、つまり毎日およそ8時間はスマホと向き合っている計算になる。一般的なサラリーマンの1日の業務時間と一緒である。ちなみに2位は僅差で32.46%のブラジル。
確かにフィリピンはSNS大国であるという話を聞くのは初めてではないし、実際にフィリピンで生活していると、誰もがスマホをいじっている光景を見かける。一方、日本でも歩きスマホだったり、食事中のながらスマホだったりと、「スマホ依存症」的な様子は見られるが、ランキングには入っていないようだ。何がそんなに日本とフィリピンで違うのだろうか……?
そういえば、フィリピンでは警備員だったりコンビニの店員だったり、普通に業務中にスマホを使ってるところを見かける。テレビ電話しながら応対されることもなくはない。あと、フィリピン人はやたらなんでもどこでも写真や動画の撮影をする人が多い。食事の写真を撮って、友達や家族と集合写真を撮って、自撮りもする。そしてそれをFacebookに投稿する。いったいどこにそんな膨大な写真のデータを取っておくのだろうかと不思議で仕方ないのだが、こういう業務中のスマホ使用が許されているかどうかだったり、写真撮影の重要度の違いが顕著に表れている、ということなのかもしれない。
バイク乗車時に履くものは
[5月20日・デイリートリビューン]フィリピンには、東南アジアおなじみのバイクタクシーがある。バイクタクシーは、速く安く目的地に辿り着けてとても便利だ。そしてフィリピンではバイクタクシーの運転手と利用者の安全を考慮し、「ドレスコード」が制定されている。
例えば、ヘルメットは政府の認可が降りているものでなければならない。これはまあ、当たり前である。また、サンダルは不可。足をしっかりと覆う靴を履く必要がある。とはいえ、どちらも首都圏を離れて交通量が少ないところではノーヘルにサンダル履きといった姿も見るのがフィリピンではあるが……。
そんな中、マニラ首都圏のとある場所でバイクタクシーの乗客の足元が、鋭く監視する交通警察の目に留まった。その乗客はサンダルを履いていたのだが、なんとその上からシャワーキャップを履いて、足元を覆っていたのだ。バイクタクシーに乗ると、使い捨てのシャワーキャップを運転手からもらうことがあるが、これは衛生面を考慮して、使いまわしのヘルメットから髪の毛を守るためのもの。もちろん足用ではない。これには交通警察もびっくり。シャワーキャップを履いているからサンダルでも大丈夫だろうという考えらしいが、よくシャワーキャップで許されると思ったものだ。結局その乗客はしっかりとチケットを切られたらしい。