殺人の動機は愛の三角関係⁉

 

 

[マニラブレティン電子版・7月15日] 西ネグロス州で21歳の男性が射殺された。どうやらその男性は愛の三角関係に陥っていたようで、殺害の原因とみられている。人との待ち合わせ場所へ到着したところで犯行が行われた。その男性が西ネグロス出身ではないこと、また犯人も他の地域の出身者の可能性があることから、捜査は難航しているという。

 

 

 恋多きフィリピン人、愛情深いフィリピン人などと表現されることもあるフィリピンの人々だが、愛が強すぎて嫉妬心による犯罪も定期的に見受けられる。せめて夫婦ケンカやカップルのもめごとでは誰か仲裁が入って、銃やナイフは持たせない!と徹底できないものだろうか…。

 

 

タクシーの過剰請求を取り締まり

 

 

[マニラブレティン電子版・7月13日] セブ市で開催されていたフィリピン最大級の競技大会パラロン・パンバンサに合わせて、警察が陸運局と協力しタクシーの運賃過剰請求の取り締まりを行っている。複数のパラロン・パンバンサ関係者から通報をうけ、抜き打ちでタクシーのメーター利用状況を確認するという。アベリン警視正は「セブのタクシードライバーの多くは正直者だが、ごく一部の者がこの状況に付け入って過剰請求している」と話している。

 

 

 

 実際、筆者がセブを訪れタクシーを利用したときは一度も過剰請求されず、全ての運転手がメーターを使ってくれた。バギオでも同様で、良心的な運転手ばかりだった。一方のマニラ首都圏では、何も言わずともメーターを使ってくれる流しのタクシーに出会う方が稀。ぜひ取り締まりをマニラでも強化してほしいものだ。

 

クラゲに刺されて女児が死亡

 

 

[マニラタイムズ電子版・7月5日] サンバレス州スービックのリゾートで5歳の女の子がクラゲに刺されて死亡した。宿泊していたリゾートの海岸の岸辺で母親と遊んでいたところクラゲに刺され、大声で助けを求めた母親の声を聞きつけた人が酢をかけてクラゲを引き離したという。女児は病院に搬送されたが、息を引き取った。

 

 

 

 宿泊先のリゾートが緊急車両を用意していなかったこと、またリゾートスタッフが1人病院まで付き添ったものの、病院まで運転したのは別の宿泊客だったこと、さらに搬送先の病院スタッフがクラゲに刺された際の処置法を把握していなかったのか、対応が遅くずさんであったと母親は話している。

 

 

 

 フィリピンにはビーチリゾートが点在し、リゾート滞在を目的にして来比する日本人も多い。旅行に予期せぬハプニングはつきものだが、せっかくの休暇が救急行き、ましてや死亡事故につながらないようできる限りの対策を怠らないようにしたい。また、リゾート側にも緊急時にはしっかりとした迅速な対応を求めたいものだ。

 

 

(イメージ写真)

 

パラニャーケ市にセント・ルクス開院

 

 

[デイリートリビューン電子版・7月17日] 首都圏タギッグ市ボニファシオ・グローバル・シティ(BGC)とケソン市にあるセント・ルクス・メディカル・センターがパラニャーケ市にも新たな病院を開業予定。180億円を投資し、BGCの施設と同様大きくモダンなものになるという。

 

 

 首都圏に住む日本人もよく利用することで知られる病院のセント・ルークス。このような大手の病院が増えることで、より安心して過ごすことができるのはありがたい。

 

 

 

さまようイルカを救助

 

 

[フィリピンスター電子版・7月18日] 17日、バタンガス州バウアンの岸辺にイルカがさまよい、フィリピン沿岸警備隊員によって救助された。150から200キロほどと推定され、右ひれにけがを負い弱っていた状態だったという。折り畳み式のプールに移され、現在漁業水産資源局による治療が行われている。

(イメージ写真)