宝くじ当選でOFW人生にピリオド

 

 

[フィリピンスター電子版・8月12日] 中東で働く53歳の海外比人就労者(OFW)が2740万ペソの宝くじに当選し、フィリピンに帰国した。

 

 

 家族を支えるために20年間中東で働いた当選者は、フィリピンに一時帰国するたびに宝くじを買っていた。今回家族の誕生日の数字を選んで宝くじを買ったところ、見事当選。この当選を機に、フィリピンに帰国し、医療費を支払いつつビジネスを始める予定だという。

 

 

 

 当選者の個人情報は公開されていないが、「マリテス(marites)」や「チスモーソ(chismoso)・チスモーサ(chismosa)」などの言葉があるように噂好きの人も多い。地元ですぐに噂が広まって、当選者に変な人たちが近寄らないことを願うばかりだ。

 

 

 

「爆発するかも」ジョークで搭乗拒否

 

 

[フィリピンスター電子版・8月20日] 西ミンドロ州サン・ホセ空港で19日、マニラへ向かう飛行機に搭乗するため荷物検査をしていた61歳の女性が、爆弾を示唆する冗談を係官に言い、搭乗を拒否された。

 

 

 女性はX線機械で荷物をスキャンする際、荷物をレーンにあげるのを手伝っていた係官に対しフィリピン語で「爆発するかも」と言った。そこで係官は上司に報告。女性はサン・ホセ空港警察署に連れて行かれ取り調べをうけた。

 

 

 

 同様の事件は何度も起こっている。マニラ国際空港にも「爆弾ジョーク禁止」のような貼り紙があるという。フィリピン人は冗談が好きで誰とでも仲良くなれる特徴があるとよく言われるが、荷物検査のときでも冗談を言いたくてうずうずしてしまうのだろうか。

 

 

 

パシッグ川フェリー、4隻追加

 

 

[フィリピンスター電子版・8月18日] マニラ首都圏開発庁(MMDA)は17日、パシッグ川フェリーに使われるボートを今年中に4隻増やすと発表した。また2025年にはさらにボート数を増やし、より多くの乗客をより短い移動時間で目的地に到着できるようにすることを目指す。現在パシッグ川フェリーサービスは13隻のボートで運営している。また新たに2つのフェリーターミナルも設置される。

 

 

 最近、政府はパシッグ川の開発に力を入れており、フェリーだけでなくマニラ市にある中華街ビノンドのパシッグ川沿いにも遊歩道がつくられた。フェリー料金は2019年から無料となっているとされ、交通手段としてもお得。マカティからビノンドに観光に訪れる際は、ぜひパシッグ川フェリーを利用してみてはいかが。

 

 

エスコルタにある遊歩道「パシッグリバー・エスプラネード」