フィリピンで英語を学ぶ留学先というと、多くの人はセブを思い浮かべるでしょう。しかし、マニラにいながらでも英語を学び、身に付けることができます。「英語に磨きをかけたい」「長期休み中に、日本にいる家族や友人が留学を考えている」といった方に、マニラでの英語学習・語学留学におすすめのMITランゲージスクール(バックワイズ)を紹介します。

 

日本から中学生、家族が留学

 マニラ首都圏の中で文教地区、学生街といえば、フィリピン大学ディリマン校やアテネオ・デ・マニラ大学などフィリピンを代表する大学があるケソン市です。このケソン市の中でも、マカティやBGCとは違う、ずっとのどかな雰囲気を持つ場所にMITランゲージスクールはあります。

 講師のジョシュア・アイラ・デロス・レイジェス先生は、マニラで英語を学ぶメリットとして優秀な講師が多いことを挙げます。

 「フィリピンのほかの都市に比べて、マニラは講師の人材が豊富だと思います。アメリカ英語を話す講師がそろっている。また外国人にオープンな人が多いことも、留学生にとっていい環境でしょう」

ケソン市出身で講師歴7年のジョシュア・アイラ・デロス・レイジェス(Joshua Ira Delos Reyes)先生。TOEICとIELTS満点を獲得。

 

 自分に合う講師に出会える可能性が高いのがマニラのいいところの一つといえそうです。 大阪の女子中学生(2年)A・Rさんは今年の夏休みを利用して1人で留学。4週間MITで学びました。将来海外で働く目標を持ち、フィリピンの高校への進学も視野に入れています。MITへの留学は2回目。今回は朝9時から午後5時まで1コマ50分の授業をマンツーマンで受けました。

 「最初はカナダへの留学を検討していましたが、母が見つけてきてくれたMITを気に入りました。講師がとても明るく、いつも笑顔でやさしくて、英語がきれい。グループレッスンも楽しかったのですが、自分のペースでいつでも質問できるマンツーマンレッスンが自分には向いていると思いました」

 同じく夏休みに名古屋からお母さんと一緒に家族で留学した飛愛(とあ)さん(中3)と萌愛(もあ)さん(小6)も「MITの講師は話しやすい」と言います。

 フィリピン留学では、他の国に比べて安価にマンツーマンレッスンを受けることができ、集中的に英語を学べるのが魅力となっています。しかし、最初からフィリピン人講師に習うのは自信がないという方のために、MITでは日本人講師が日本語で書かれた教材を使って教えるコースもあります。 

名古屋からMITに家族で留学。(左から)飛愛さん、お母さんのかおりさん、萌愛さん。 かおりさんはフィリピンと日本のハーフ。「これまでも子どもたちと母の実家があるマニラには何度も訪れていましたが、子どもたちの留学目的では今回が初めてでした」。飛愛さんと萌愛さんは、航空会社で働くのが目標。

 

英語の上達を実感できる

 留学による自分の英語力の変化についてA・Rさんは、「明らかに変わったと思う。文法など頭で考えながら話していたのが、頭で考えずに言葉が出てきて会話がスムーズにできるようになりました。日常生活でも宿舎には韓国人しかいないので、日本語を全く使わないから上達する」と感じています。

学校から徒歩10分、安全なビレッジ内にある留学生向け寄宿舎。部屋はドーミトリー、2~3人用、ファミリー用がある。女性専用の寄宿舎もあり、トイレはウォシュレット付きでトイレットペーパーを流すことも可能。

 

 また、飛愛さんは「実は学校では英語が不得意な科目ですが、フィリピン人と英語で話すのに抵抗はありません。サリサリストアで水とコーラを買いました」と、英語でコミュニケーションを実践。MITには、英会話はもちろん、MITではTOEICやIELTSなどの対策コースもあります。

 ジョシュア先生によると、日本人学生は年齢を問わず勤勉で、課題にも積極的に取り組む印象があるそう。そして、英語を学ぶ際には、発音をしっかり学ぶことが大切と強調します。

 「自分で発音する英語の母音、子音の発音がどのように聞こえているかを意識することはとても大事。ちゃんと訓練すれば、2週間で正しい発音を身に付けることができます」

 MITは大規模な学校ではなく、アットホームな雰囲気の中で質を重視した英語学習を提供している学校です。自分の英語力をさらに上達させたい、家族、お子様と一緒に英語を学びたいなら、MITに問い合わせてみてはいかがでしょう。

 

宿舎は3食付き。韓国料理が大好評。

 

MIT Language School(語学学校バックワイズ) 

Plaza Andrea,206 Holy Spirit Drive, Quezon City

Tel: 075-223-3177(日本)