国内最大のワニ病死
推定年齢85歳

 1月25日、フィリピン最大のソルトウォータークロコダイル「パンギル(Pangil)」(写真) がガンにより死んだ。パンギルを飼育していたダバオ・クロコダイルパークが公表した。
 ミンダナオ地方南アグサン州ブナワンで保護されてから飼育されていたパンギルは、推定85歳、体長約5.5メートル。2011年に同じく南アグサン州ブナワンで捕獲された約6.2メートルのソルトウォータークロコダイル、ロロン(Lolong)が2013年に死んだあとは、パンギルが飼育下にあるフィリピン最大のワニだった。 (2月2日・テンポ)

(Wikimedia Commons CC BY-SA 3.0 Harrybalais)

「学内では英語だけ」
ラグナ州の大学に批判集中

 ラグナ州の公立カブヤオ大学(Pamantasan ng Cabuyao/PNC)が2月3日から、講義をはじめ、学生、教職員は学内のあらゆるコミュニケーションに英語を使用するという取り組みを始めている。
 この方針に対し、「生産性を無視した不要な制限」と否定的な意見が寄せられた。研究者の多くも「教育において母語は重要。英語の使用のみを認める方針は、文化的アイデンティティをないがしろにするものだ」と批判している。
 カブヤオ大学の関係者は、「国際的に通用する人材育成の目的達成のために、この方針への理解と協力を求めたい。地元に投資し、ビジネスを展開している大部分は外国資本なのです」と意義を強調。そして、「友人とのカジュアルな会話まで英語で話せとは強制していない。あくまで公的な場で英語を使うように求めている」と説明した。(2月6日・フィリピンスター)

 

遠足で「死の行進」?
学生が告発、ケソン市が調査

 1月26日、首都圏ケソン市の私立ベストリンク・カレッジ・オブ・フィリピンが創立23周年記念行事の遠足を行い、在校生約2万5000人がバタアン州ヘルモサの幹線道路を4時間に渡って歩いた。その後、参加した学生が酷暑の中、空腹、脱水症状、極度の疲労の中を歩かされ、まるで戦時中の日本軍による「バタアン死の行進」のような苦痛を強いられたと告発。学校側は参加者と家族に謝罪したが、ケソン市議会が調査をする事態となった。その結果、学校側が安全管理を怠ったことや、在校生の告発をフェイクニュースとして対応したことを非難した。(2月6日・デイリートリビューン)

 

ジンベエザメ餌付けは悪影響
ボホール州の3町が営業停止

 ボホール州政府は、同州内アルバカーキ、ダウイス、リラの3つの町に対し、ホエールウォッチングや海洋生物とふれあうアトラクションを停止するよう通達した。理由として、保護海域でホエールウオッチングが行われている疑いがあること、観光客がジンベエザメにエサをやることは環境を保護する法律に違反しており、海洋生物の自然の生態と環境に悪影響を与えていることを挙げている。(2月5日・フィリピンスター)

ジンベエザメ(イメージ写真)

ロマンス詐欺を摘発
マカティで169人逮捕

 国家捜査局(NBI)は2月4日、ロマンス詐欺の容疑でフィリピン人167人と中国人2人を逮捕した。容疑者は中東やヨーロッパを狙い、AI技術で相手を誘惑して信用させた後、仮想通貨で大金を振り込ませていた。マカティの拠点からは、自動でメッセージを送信できるように設定されたスマートフォンなどが押収された。(2月6日・マニラブレティン)

 

不倫した妻と別居
新しい彼女と暮らしたい

 質問:妻の不倫が発覚して悩んだ末に別れました。そして、新しい人生を歩んでいるときにある女性と出会い、一緒に暮らすことを考えるようになりました。かつて妻と住んでいた家で新しい彼女と暮らそうと思うのですが、問題は起きないでしょうか。私と妻は法律上はまだ夫婦です。妻から訴えられたりすることはないか心配なのですが。
 弁護士の回答:新しい彼女と同居する前に、慎重を期して別居中の妻との婚姻の取り消しを検討しましょう。フィリピンの国民は離婚が認められていませんが、婚姻を取り消すことで新しい女性との生活に向けて前進でき、別れた妻との法的な問題を回避することもできます。
 別れた妻と法的に夫婦である間に、新しい女性との関係を公にしたリ、同居したりすることは危険であることを認識してください。別れた妻が、夫が自分たちの家に愛人を囲っていると訴えた場合、刑事事件となる恐れがあります。家族に関する法律に詳しい弁護士に、婚姻取り消しについて相談することを強く勧めます。(2月5日・デイリートリビューン)

 

警備員が同僚を射殺
朝の遅刻出勤に激怒

 リサール州アンティポロ市で2月3日、警備員が遅刻してきた同僚を銃で撃つ事件が発生した。容疑者のアル(仮名)は同日朝7時に勤務を終え、帰宅する予定だった。しかし、交代で勤務するはずのジェレミーさんは遅刻し、7時30分に出勤。2人が言い争いを始め、間もなくアルが銃を取り出して3発撃った。ジェレミーさんは即死し、アルはほかの警備員によって警察に引き渡された。
 2人は日頃からもめており、アルはジェレミーさんに脅されていたと供述している。(2月5日・フィリピンスター)

 

禅にインスパイアされた
丹下事務所設計コンドミニアム

 首都圏パサイ市オルティガスのコンドミニアム、ザ・グランド・ミドリ・オルティガスは、フィリピンにおける日本の建築設計の好例の1つ。ディベロッパーのフェデラルランドと日本の丹下都市建築設計によって、日本語でグリーンを意味するミドリの名前にふさわしく、マニラ有数のビジネス街にありながら自然とのつながりを実現している。丹下都市建築設計は、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞をアジアで初めて受賞した丹下健三氏と息子の丹下憲孝(ポール・タンゲ)氏による建築設計事務所。
 禅にインスパイアされた都会の中のサンクチュアリ、ザ・グランド・ミドリ・オルティガスはフィリピン国内外で賞賛され、「プロパティグル2023年ベストコンド建築設計」「プロパティグル2024年ベストCBDディベロップメント」などを受賞している。(2月5日・フィリピンスター)