マレーシア

Malaysia

病みつきになるラクサ

 続いては、シンガポールの隣、マレーシアへ。ご存じの通りこれら2つの国は歴史的に関係が深く、マレーシアと、分離独立した(させられた)シンガポールには同様の料理がある一方、似て非なる料理があるのが面白いところ。チキンライスしかり、ラクサしかり。濃厚なココナツミルクベ-スのスープで知られるラクサですが、マレーシアには地域ごとにさまざまな種類のラクサがあります。
 今回訪れたママック・マレーシアン・キッチンには、マレー半島の北西部に位置するペナン州のアッサム・ラクサ(Asam Laksa)があります。 魚介ベースの出汁にタマリンド、具にはサバの切り身や玉ねぎ、チリ。麺は筒状のなめらかなライスヌードル。酸味、旨味、滋味、辛味が入り混じって味わい深く、一度食べるとまた食べたくなってしまう中毒性のあるラクサです。アッサム・ラクサは、かつて米国のテレビ局CNNによる世界美食ランキングで7位になったこと があるそうですが、それも納得。
 一般的なココナツミルクベースのラクサを提供する店は、マニラで見つけることができますが、アッサム・ラクサを食べることができるのは今のところ、恐らくこの店だけ。マレー、中華、インドの文化が融合したマレーシアの豊かな食文化を体験してみてください

 

 

Malaysia’s Addictive Laksa

Malaysia and Singapore may share similar dishes, but they each bring their own twist. Take Laksa, for instance. While laksa is known for its rich coconut milk-based soup, there are different types of laksa in regions of Malaysia. The Mamak Malaysian Kitchen serves Asam Laksa from Penang, the northwestern part of the Malay Peninsula. It is made with a seafood-based broth, tamarind, mackerel fillets, onions, and smooth rice noodles. It’s a bold and addictive dish that hits all the right notes—sour, spicy, savory, and satisfying.

 

Mamak Malaysian Kitchen
住所:Campos Rueda Bldg, 101 Urban Ave., Makati City
営業時間:8am – 12mn