ミャンマー
Myanmar
ビルマ料理店がマニラ初登場
アセアンの5つの国の料理は、マカティで食べることができました。だがここから先がなかなか見つからない。10月中旬時点で諦めかけたとき、タブロイド紙で「マニラ初のビルマ料理店オープン」という記事を発見。調べると、アラバンにビルマ料理店ラングーン・ルビーが1週間ほど前にオープンしていました!
ラングーン・ルビーは、米国カリフォルニアに4店舗を展開しており、フィリピンではこの店が第1号店。モダンでスタイリッシュな店内で、オーナーシェフのマックス・リー氏が腕を振るう本格派ミャンマー料理が楽しめます。ほかの東南アジア料理と比べてあまり馴染みがないと思われるミャンマー料理は、タイ、インド、中国料理を融合した料理と表現されます。
筆者がミャンマー料理を食べるのは10年以上前にシンガポールで食べて以来、今回で人生2度目。その時に食べたミャンマーの国民食モヒンガ(Monk Hingar, Mohinga)にマニラで再会です。メニューにキャットフィッシュ・チャウダーと書いてあるとおり、スープのベースはナマズ。濃厚でありながら、レモングラスとジンジャーの爽やかな味わいも感じられるスープにライスヌードルが絡みます。
ところでラングーン・ルビーはミャンマー料理ではなくビルマ料理店(Burmese Cuisine)、ヤンゴン(Yangon)ではなく、旧称のラングーンという地名を使っています。ひょっとして現在も続く母国の内戦に対する思いも込められているのかもしれません。
Manila’s First Burmese Restaurant
In Alabang, Rangoon Ruby recently opened its doors as the first Burmese restaurant in the Philippines. Already a hit in California, this spot introduces the complex flavors of Burmese cuisine, which is notable for its hints of Thai, Indian, and Chinese influences. I relished Myanmar’s national dish, Mohinga, a comforting noodle soup with a catfish-based broth and a burst of lemongrass freshness. It’s a must-try for anyone looking to explore new Southeast Asian flavors.
アセアン料理全制覇ならず!
今回マニラで見つけることができたのは、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、ミャンマーの6カ国の料理。フィリピン料理を加えて、アセアン7カ国の料理はマニラで楽しめることが判明しました。 一方、カンボジア、ラオス、ブルネイ料理レストランは見つからず。ひょっとして、マニラ以外のフィリピンのどこかにあるのでしょうか。いつかマニラでアセアン10カ国の料理をすべて楽しんでみたいものです。いや、できれば、東南アジアを周遊して現地で食べてみたい。取材費が出たら、しっかりレポートいたします。
The Search for the Missing ASEAN Flavors in Manila
Manila’s food scene is a hotpot of flavors from six ASEAN countries—Singapore, Malaysia, Indonesia, Thailand, Vietnam, and Myanmar. Add Filipino dishes to the mix and we’re at seven. However, no Cambodian, Lao, or Bruneian restaurants were in sight. Perhaps they are tucked away beyond the outskirts of Manila. It’d be a treat to get a taste of all 10 ASEAN country dishes in Manila someday.