車は左ハンドルで右側通行と日本とは異なるフィリピンの運転事情ですが、運転に自信がある人は免許を取得して、マニラで車を運転してみてはいかがでしょう。

 

日本で取得した国際免許で運転する

 

 フィリピンはジュネーブ条約締約国のため、日本で発行される国際運転免許で運転することができます。しかしフィリピン渡航前に事前に日本で申請が必要であることと、有効期限が1年で、国際運転免許の更新は日本でのみ可能であることから、短期滞在者向けの選択肢といえます。

 

日本の運転免許を書き換える

 

  有効な日本の運転免許証を持っている人は、フィリピン入国後90日間まで日本の運転免許で運転できますが、日本大使館で申請、取得した免許の公式な翻訳証明を携行することが条件となります。

 90日を超えて滞在する場合は、日本の運転免許からフィリピンの普通免許(Non-Professional Driver’s License )への書き換えを申請することができます。その場合、入国日から少なくとも120日有効なフィリピン滞在ビザを持っている必要があります。

 

フィリピン陸運局(Land Transportation Office/LTO ) 

 

外国の運転免許からフィリピンの免許への書き換えについて

 

How to Convert Foreign Driver’s License in the Philippines

 

 

在フィリピン日本国大使館

 

フィリピン運転免許証の取得手続き

 

https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000944.html

 

フィリピンの運転免許を取得する

 

 外国人もフィリピンの運転免許を取得できます。18歳以上でフィリピンに1カ月以上の滞在歴があり、少なくとも6カ月滞在する証明が必要となります。健康診断書なども求められます。まず仮免許に当たる「Student Permit」を取得し、その後に普通免許「 Non-Professional Driver’s License 」を取得します。

 

 

1.「Student Permit」を取得:居住地ごとに指定されている陸運局で仮免許に当たるスチューデント・パーミットを申請。交通法規や運転の基礎を学ぶTheoretical Driving Course(TDC)を受講し、また筆記試験に合格しなくてはなりません。スチューデント・パーミットの有効期間は1年。

 

 

 

 

2.「Non-Professional Driver’s License」を取得:スチューデント・パーミットの発行日から1カ月~1年以内にノン・プロフェッショナル・ドライバーズ・ライセンス(Non-Professional Driver’s License)の試験(オンラインでの交通法規などの試験と実地試験)に合格することで取得できます。運転実技はLTOのDriver’s Education Center (DEC)またはLTO公認の個人の運転教官、認定教習所で学びます。

 

 

 

 

How to Get LTO Driver’s License in the Philippines