銀行での口座開設の方法や、日本語対応デスクがある銀行💵
そしてショッピングのときの支払いに便利なモバイル決済📲について説明します。
銀行口座の開設
フィリピンの就労ビザや永住権を持っている人などは開設することができます。
マニラで働く人は一般に会社を通じて、給料振り込み用の口座を開設することも多いでしょう。
🚨以前は短期滞在のツーリストでも移民局発行のACR-Iカード(Alien Certificate of Registration Identity Card)を
持っていれば銀行口座を開設することがきましたが、今はできなくなっています。
〈口座開設に必要なID〉
一般に政府発行の顔写真付き身分証明証を2点提示することを求められます。
・パスポート
・フィリピン政府発行のビザ
(13A Marriage Visa、13 Quota Visa、13G Visa、SRRV、SVEG、SIRV
9G 就労ビザ、9D Treaty Trader Visa、9F 学生ビザ)
・フィリピンの運転免許証
・現地住所の証明など
※口座開設時に各銀行が定める初回預金額を口座に入金することが必要です。
また、銀行ごとに口座維持のための最低残高が決まっており、
所定の残高を下回るとペナルティが科せられます。
日本語対応ジャパンデスクがある主な銀行
BDO (Banco de Oro)
ATM数が多く、SM系ショッピングモールにある支店は夜7時まで営業&土・日曜日も窓口業務を行っている店舗もあります。
フィリピン最大規模の銀行で地方にも支店、ATMがあるので、旅行のときにも便利。
https://www.bdo.com.ph/personal
メトロバンク (Metrobank)
フィリピン国内のみならず、日本を含めた海外にも進出している大手銀行です。
他の銀行と比べてもフィリピン全土でバランスよく支店とATMが点在していることで知られています。
RCBC (Rizal Commercial Banking Corporation)
日本の三井住友フィナンシャルグループやりそな銀行と提携しています。
BDOやメトロバンクと比較して支店やATM数は劣るものの、一方でデジタルバンキングが強みです。
スマホでスイスイ、便利なモバイル決済
マニラではモバイル決済、キャッシュレス決済が浸透しています。
特にコロナ禍を経て、レストラン、コンビニ、スーパーマーケット、ネット通販、配車アプリのグラブなどで
非接触の決済方法が当たり前のようになってきました。
マニラでのキャッシュレス事情と、そのメリットについて紹介します。
モバイル決済のメリット
💵現金を持たずに外出
モバイル決済アプリをダウンロードしたスマートフォンがあれば、
多額な現金やキャッシュカードが入った財布を持たずに外出できます。
支払いがスムーズ➿に
店での支払いも迅速に。
グラブタクシーを利用するときに小額の紙幣や小銭がなくてあわてるといったこともありません。
ネット通販もオンライン決済にすることで、着払いの金額を用意しておく手間が省けます。
入金、送金🪙が楽
自分のモバイル決済用のアカウントに、コンビニや送金サービスセンター、
銀行アプリのオンラインバンキングサービスなどで入金できます。
また、他人のアカウントにも送金できるので、手軽にお金のやりとりが可能です。
フィリピンで人気のモバイル決済
GCash(ジーキャッシュ)
インターネットプロバイダー&携帯電話会社のGlobe Telecomが運営するモバイル決済。
アンドロイド、アップルストアどちらにおいてもフィリピンで最も人気のモバイル決済アプリと評価されています。
Maya(マヤ)
GCashと並んで人気のデジタルバンクアプリ。
以前はPayMaya(ペイマヤ)という名前でした。
ちょっと豆知識💡
日本人が知っておくべき豆知識(罠回避ガイド)
フィリピンはまだ「現金主義社会」💵
モールやレストランではカードやGCashが使えるけど、地方・小規模店舗は現金オンリー。
常に小額紙幣(20ペソ、50ペソ、50ペソ、100ペソ)を持っておくのが安全。
🌐為替手数料の落とし穴
日本からフィリピンに送金するなら、Wise(旧TransferWise) や
Seven Bank国際送金 が低コスト。
従来型の銀行送金は手数料+レート差で大損しがち。
フィリピン特有の送金システム🪙
InstaPay → 少額即時送金(1日あたり5万ペソ程度まで)
PESONet → 高額送金向け(反映は翌営業日)
これらを使えるかどうかで利便性が天と地ほど違う。
💳クレジットカード事情
日本発行カード(VISA/Master)は都市部ではほぼ問題なく使える。
📢使えない/使いにくいクレジットカード
1. JCBカード
フィリピンでは対応店舗が圧倒的に少ない。大手モール(SM, Ayala系)や一部レストランではOK
「日本人だからJCBで安心」という感覚は逆効果。ほぼ使えないと思っていい。
2. AMEXカード
高級ホテル、空港、外資系レストランでは対応あり。
3. ダイナースクラブ
ほぼ「使えないカード」と割り切った方が良い。
ただし現地での使用は磁気スキミングや不正利用リスクがあるので、
限度額を下げる/サブカードを使うが鉄則。
納税や公共料金もオンライン化進行中👌
GCashやMayaで電気代、水道代、インターネット代を支払える。
「銀行で長蛇の列に並ぶ」という地獄から解放される。