危ないというイメージがつきまとっているマニラ。

実際に事件に巻き込まれる日本人がいるのも事実です📢。

どのような手口で狙われるか、どうすれば避けられるかを考えましょう。

 

多い盗難の種類🪝

・Jeepneyやバス、MRTなどの混雑した公共交通機関🚌🚎

・市場、フェス、カーニバル、ナイトマーケットのような人混み🚶‍➡️🚶‍♂️‍➡️🚶‍♀️

・カフェやレストランでテーブルや椅子に荷物を置いたまま👜

・歩道でスマホを手に持って操作中📱

・二人乗りのバイクに引ったくられる🛵

 

 

[対策]

1. 物理的なガード

前掛け:リュックは背負わず前に抱える。ショルダーバッグは体の前に回す。

隠しポケットやマネーベルト:カード・大金は体に密着する位置へ。外に見せない。

二重財布戦術:少額だけ入れた“見せ財布”と本物を分ける。万一取られても被害が軽い。

2. 行動のクセを変える

荷物から手を離さない:椅子に掛けない、床に置かない。

片耳イヤホンで歩く:音楽で気を取られない。

スマホはなるべく建物の中で操作:路上で地図を見てると「観光客丸出し」になる。

荷物を椅子に掛けない椅子の背もたれにバッグを掛けるのは「どうぞ持っていってください」と同じ。

机の上にも放置しないスマホを机に置いたままトイレへ → 消える。数分でも油断しない。

バッグは常に体に触れている状態に床に置くなら足でストラップを通す。リュックなら膝に置く。

空港・バスターミナルでの仮眠は特に危険荷物は鍵付きでまとめて体に固定しておく。

3. 服装・雰囲気

ブランド品・高級時計は避ける。狙われやすさが段違い。

観光客っぽい格好(リュックに一眼レフ、街中で地図開く)を控える。

4. テクノロジーの保険

クレジットカードは複数枚に分けて管理。1枚やられても旅は続けられる。

スマホはリモートロック・位置情報サービスを必ずON。盗難即時にデータ保護。

 

睡眠薬強盗

・リサール公園やイントラムロスなどの観光地で見知らぬ人に親し気に話しかけられる。

意気投合して飲食店に一緒に行き、すすめられるままにドリンクを飲んだところ、

睡眠薬が混入されていて意識を失い、気付いたら持ち物を盗まれていた。

[対策]

・1人で観光スポットにいると狙われやすい。

見知らぬ人から誘われても同行せず、飲み物や食べ物を口にしないこと。

また、自分で注文した飲み物などにも席を外したすきに、

睡眠薬などを入れられる恐れがあるので注意          

                                                                                                                                       

タクシー、ジープニー強盗 

流しのタクシーをつかまえたところ、

・運転手にひと気のないところに連れて行かれてバッグ👜を奪われ、置き去りにされた。

・タクシーに乗っている最中、急に運転手が友人を拾って同乗させられ

ひと気のないところへ連れて行かれて、運転手と同乗者に持ち物を奪われた。

・夜遅くにジープニーに乗っていると、を持った強盗が乗り込んできて乗客から財布やスマホを奪われる。

[対策]

・流しのタクシーは利用せず、グラブを使う。

特に夜間、1人でのタクシーやジープニーの利用は避ける。

・強盗に遭遇したらむやみな抵抗はせず、自分の身の安全を第一に! 

 

ホールドアップ(強奪)   

・歩いていると、近寄ってきた男にナイフを突きつけられ、金品を強奪された。

・2024年10月から11月にかけ、日本人が被害に遭う強盗事件が連続して発生。

マカティ・セントラル・スクエア近くの路上、パラニャーケ市マニラ湾付近の路上。

夜7時~10時ごろに拳銃のようなものを突き付けられ、持ち物を強奪された。

 

[対策]

・ひと気のない道や、暗い道、危ないと言われているところへ行くのは避ける

・強盗に遭遇したらむやみな抵抗はせず、自分の身の安全を第一に考える。                   

・必要最小限の現金を持ち歩くようにし、貴重品は分散しておく。

・クリスマスが近づくと 強盗事件が増える傾向にあるので、外出等の際は細心の注意を払う。

 

美人局(つつもたせ)

・ショッピングモールなどで若い女性に声をかけられたり、

マッチングアプリで知り合った女性と実際に会った男性が、誘われるがままに関係を持ったところ、

男が現れて脅され、金を要求された。

[対策]

・誘いにのってついていかない。

・買春は違法であり、終身刑が科されることもある重罪であることを肝に銘じる。

 

盗難、その他事件にあったらすべきこと🚩

1.すぐに最寄りの警察署へ行き、被害届を出す

  フィリピンの緊急時電話番号(警察・救急車):911

2.クレジットカードを盗まれた場合、クレジットカード会社に連絡し、無効手続きを行う

3.日本大使館または領事館へ被害について連絡し、今後の対応について相談する。

 

 在フィリピン日本国大使館

代表:(02)8551-5710
邦人援護ホットライン(24時間対応):(02)8551-5786
所在地:1300 Roxas Boulvard, Pasay City, Metro Manila  

 セブ総領事館

代表:(032) 231-7321/231-7322
所在地:8th Floor, 2Quad Building, Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City

ダバオ総領事館

代表:(082)221-3100
 所在地:4th Floor, B.I. Zone Building,J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City 

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