葬儀社が遺体を放置

一家がアパートに「同居」

 首都圏マニラ市サンタクルズのボティ&ライト葬儀サービス社で遺体が放置されている様子が動画で拡散され、警察とマニラ北部墓地の職員らが立ち入り検査を行った。
 イスコ・モレノ市長はフェイスブックに「ボティ&ライト葬儀サービス社は、部屋の片隅に10名の遺体をまるでホットドッグのように積み上げていた。葬儀会社の認可も受けていなかった」と投稿し、閉鎖を命じたことを明らかにした。
 同社を経営する一家はアパートの一室に住み、遺体を白いプラスチックシートで包んでキッチンのすぐそばに積み上げていた。今回の摘発によって遺体はすべて押収されたが、2体はすでに腐敗していたという。(8月1日・フィリピンスター)

難産で生まれた子牛
獣医も驚いたその姿

 バタンガス州タイサン町の畜産農家ラモスさんは、雌牛が難産に苦しんでいたため農務省の獣医に助けを求めた。そして駆けつけた獣医が検診したところ、生まれてくる子牛の頭が通常よりも大きいことが判明。ラモスさんと獣医はロープを使って子牛を引っ張り出すことにした。ようやく出てきた子牛を見て、2人は驚愕。子牛は大きな頭ではなく、1つの体に2つの頭を持っていた。双頭症の子牛は間もなく息絶えたため、ラモスさんによって埋葬された。(8月2日・デイリートリビューン)

 

娘の駆け落ちを知り激怒
銃撃戦後に結婚式

 ミンダナオ地方南マギンダナオ州ママサパノ町で、銃撃戦が起きた後に和解し、結婚式が行われるという出来事があった。事の発端は、モロ・イスラム解放戦線(MILF)の軍事部門バンサモロ・イスラム軍構成員の娘(15歳)が、 同町バランガイ・サパクランのモハメド・タタク議長の弟(21歳)と駆け落ちしたこと。8月2日正午にそのことを知った娘の父親が激怒し、バンサモロ・イスラム軍のメンバーが発砲。タタク議長のグループのメンバーが応戦し、銃撃戦となった。その後、国軍の士官が仲裁して午後3時に停戦した。翌日、銃撃戦を展開した双方合意のもと、結婚式が行われた。(8月4日・インクワイアラー)

 

タンドゥアイが躍進
蒸留酒の世界ベストセラー

 蒸留酒業界の国際的な専門誌『スピリッツ・ビジネス』による蒸留酒のベストセラーランキング(2024年)「ブランド・チャンピオンズ・トップ10」でフィリピンのタンドゥアイ・ラムが7位にランクされた。前回の9位から上昇し、今回はトップ10にランクされた唯一のラム酒となった。
〈スピリッツ・トップ10ベストセラーブランド〉
1位 眞露(Jinro/韓国)
2位 マクドウェルズ・ウイスキー(McDowell’s Whisky/インド)
3位 ロイヤル・スタッグ(Royal Stag/インド)
4位 サントリー「-196」(イチキューロク/日本)
5位 チョウムチョロム(Cheoeum-cheoreom/韓国)
6位 スミノフ(Smirnoff/英国)
7位 タンドゥアイ・ラム(Tanduay Rum/フィリピン)
8位 ハイヌーン(High Noon/米国)
9位 インペリアルブルー(Imperial Blue/インド)
10位 サントリー・レモンサワー(日本)
(8月5日・ピープルズジャーナルほか)

 

ゴードン・ラムゼイのレストラン
アジア初の店がセブにオープン

 英国の有名シェフ、ゴードン・ラムゼイ氏が手がけるレストランがセブに2軒開店した。ラプラプ市マクタン・ニュータウンの「ゴードン・ラムゼイ フィッシュ&チップス」はアジア初、「ストリートバーガー・バイ・ゴードン・ラムゼイ」は東南アジア初の出店となる。
 「ゴードン・ラムゼイ フィッシュ&チップス」では名物の魚、エビ、チキンのコンボ「ゴードンズ・コンボ」(650ペソ)、フィッシュ&チップス(438ペソ~)など、「ストリートバーガー・バイ・ゴードン・ラムゼイ」では、ヘルズ・キッチンバーガー(750ペソ)、レチョンバーガー(520ペソ)などさまざまなバーガーがそろう。(7月29日・フィリピンスター)

 

米国フライドチキンベスト10
ジョリビーが2連覇

 米国の日刊紙「USAトゥデイ」による読者が選ぶ「2025年ベスト10・ファストフード・フライドチキンランキング」で、ジョリビーのチキンジョイが1位となった。チキンジョイは昨年に続く2連覇。記事ではチキンジョイを「ジューシーで味わい深いフライドチキン。食べるときはなめらかなグレービーを忘れずに」「ジョリビーは北米で約100店、世界では1700店以上を展開」と紹介している。
〈2025年ファストフード・フライドチキンベスト10〉
1位 ジョリビー
2位 ポヨ・カンペーヨ(Pollo Campero)
3位 リーズ・フェイマスレシピ・チキン(Lee’s Famous Recipe Chicken )
4位 チャーチズ・テキサスチキン(Church’s Texas Chicken)
5位 ガスリーズ・チキン(Guthrie’s Chicken)
6位 クイスピー・クランチーチキン(Krispy Krunchy Chicken )
7位 ゴールデン・チック(Golden Chick )
8位 KFC
9位 チックフィレイ(Chick-fil-A)
10位 ポパイズ(Popeyes)
(7月28日・デイリートリビューン電子版ほか)

 

米国でも人気のジョリビー「チキンジョイ」(マカティで購入)