爆弾ジョークで飛行機遅延
スラングで違う意味と弁明

[10月20日・フィリピンスター] 西ネグロス州シライ市の空港からマニラへ向かうセブパシフィック航空機内で、乗客が「危険物」について話していたことから、搭乗客全員が飛行機から降ろされ、点検のため出発が2時間遅延した。
 2人の男が「ワトゥシ(Watusi)は全部使ったか?」と話すのを客室乗務員が聞き、パイロットに通報。ワトゥシはタガログ語で一般に爆竹を意味するのが通報した理由だったが、男は、ゲイの人たちの間ではスラングでコンドームの意味だと主張した。男2人はマニラに到着後、爆弾ジョークを発言した容疑で拘束された。

 爆弾ではなく、爆竹について話しただけで逮捕されるとは……。

 

ホリデーシーズンにおける
フィリピン人のトラベル事情

[10月17日・ピープルズジャーナル] クレジットカードのビザが行ったフィリピン人の今年のクリスマスホリデーシーズンにおける消費行動の調査によると、多くのフィリピン人が旅行を予定していることがわかった。 回答者の32%が国内旅行、23%が海外旅行を計画。そのうち82%が観光を一番の目的とし、続いてリラックスすること(80%)、食事と買い物(67%)、未知の体験(43%)と続いた。人気の旅行先トップはシンガポール、2位香港、3位日本だった。

 クリスマスは故郷に帰って家族と教会に行き、いっしょに過ごすという伝統は薄れてきつつあるのだろうか?

 

iPhone16狂騒曲
徹夜組を含む200人行列

[10月26日・マニラスタンダード] 最新のアップルiPhone16シリーズが、10月18日金曜日深夜0時に発売された。首都圏パサイ市モール・オブ・アジア内のパワーマックセンターでは、発売直後に購入を目指す熱心なファン200人以上の行列ができ、一番乗りは15日火曜日の夜から並んだマニラ市の男性だった。
 同店では、購入者先着30人目までに3万ペソ相当のITアクセサリーを進呈。31番目から100番目の購入者に2万ペソ、101番目から250番目に1万ペソ、251番目以降には5千ペソ相当の景品を提供した。なお、iPhone16シリーズ購入に当たってのiPhone15の下取り価格は最高5万7700ペソになるという。
 アンドロイドスマホのユーザーとしては、不思議な現象……。アンドロイドスマホで徹夜組は出るんだろうか?

 

美女に言われるままに従い
被害に遭った男性の言い分

[10月23日・デイリートリビューン] アランさん(仮名)がある日、ネグロスの道路で車を運転していると、前を走る車の窓から米ドル札を持って手を振っているのに気付いた。 「フィリピンペソに両替してほしいのかな」と思ったアランさんが車を停めたところ、外国人の男性が車を降りて近寄ってきた。そして、米ドル札を見せながら、お金はどこにあるかと聞いてきた。アランさんはお金はないと答えた。すると、その車から美しい女性が現れた。アランさんがそのあまりの美しさに見とれていると、彼女はアランさんのポケットを指さし、中を見せるように言った。

 なぜかアランさんは素直にポケットからお金を差し出し、外国人の男性と女性はお金を受け取ると車で走り去った。

 しばらく経ってから、アランさんは養豚場の資金20万ペソを外国人の男性と女性に渡してしまったことに気付いた。アランさんは、催眠術にかけられてお金を盗まれたと思っている。

 フィリピンでは、実際に催眠術にかけられて金品を盗まれる事件があるそう。遭遇した場合には決して相手の目を見ないようにとのこと。