パッキャオ、1位にランク
世界王座に再挑戦濃厚
WBC(世界ボクシング評議会)が8月上旬に発表したウエルター級ランキングで、マニー・パッキャオ(46歳)が1位にランクされた。4年のブランクを経て復帰したパッキャオは7月、同級王者マリオ・バリオス(米国)に挑戦。引き分けでタイトル奪取はならなかったが、パッキャオが勝っていたとする声も多数あった。1位にランクされたことでバリオスとの再戦が行われる可能性もあり、両者ともに望んでいるという。パッキャオは47歳の誕生日を迎える12月に試合をする意向を表明している。 (8月11日・マニラタイムズ)
パッキャオの実母
26歳下の男性と結婚へ
バタンガス州タイサン町の畜産農家ラモスさんは、雌牛が難産に苦しんでいたため農務省の獣医に助けを求めた。そして駆けつけた獣医が検診したところ、生まれてくる子牛の頭が通常よりも大きいことが判明。ラモスさんと獣医はロープを使って子牛を引っ張り出すことにした。ようやく出てきた子牛を見て、2人は驚愕。子牛は大きな頭ではなく、1つの体に2つの頭を持っていた。双頭症の子牛は間もなく息絶えたため、ラモスさんによって埋葬された。(8月2日・デイリートリビューン)
娘の駆け落ちを知り激怒
銃撃戦後に結婚式
マニー・パッキャオの母親で女優の「マミーD」ことディオニシア・パッキャオ(76歳)は8月10日、ボーイフレンドのマイケル・ヤムソン氏と結婚する意志を明らかにした。すでに結婚指輪を準備しているという。2人の年の差は26歳。マミーDは20年間ロザリオ・パッキャオ氏とパートナー関係にあり、マニーを含む4人の子をもうけていた。ヤムソン氏はお金目当てで彼女に近づいたとうわさされていることを認めつつ、「気にしない。無視するだけ」と述べた。
2人はパーティーで出会い、ヤムソン氏が彼女に電話番号を渡したことをきっかけに交際。12年間、一緒に暮らしている。イロイロ出身のヤムソン氏は船員だったが、コンテンツ・クリエイターとなり、マミーDと一緒にいることを選んだ。(8月14日・テンポほか)
電子タバコは健康と環境に影響
知られていない使用後の処分法
喫煙に関する調査によると、フィリピンでは13歳から15歳の間にすでに電子タバコ(Vape)を吸う人口がおよそ100万人、15歳から44歳では約440万人に達していることがわかった。保健省は、電子タバコは肺がんなどの原因となり、フレーバーに使われるオイルが健康を害し、病因となる可能性を指摘する。
電子タバコが影響を及ぼすのは、人体だけではない。使い終わった後の電子タバコの適切な処理の仕方がほとんど知られていないため、環境にも深刻な影響を与える。使用済の電子タバコは、家電やスマートフォン、電池などと同様に電子廃棄物に区分される。電子廃棄物は有害成分を含むため、ほかの廃棄物とは区別して認可を受けた施設で処分されなければならない。2024年にNGOが使用済みの電子タバコを調べたところ、不凍剤や塗料用溶剤が含まれていることが判明した。 (8月10日・インクワイアラー)

電子タバコを吸う男性。マンゴー味が好みという。
ニュースサイト訪問者数
「インクワイアラー」が最多
調査会社シミラーウェブ(Similarweb)によると、今年7月に最も訪問者数が多かったニュースサイトは「インクワイアラー・ネット(Inquirer.net)」だった。7月1日から31日の間、964万2000人が同サイトを訪れ、最も訪問者数が多かった記事は、マニー・パッキャオの復帰戦となったWBC世界ウエルター級タイトルマッチだった。インクワイアラーに次ぐ2位はGMA(845万6000)、3位ABS-CBN(592万9000)、4位フィルスター(Philstar、564万5000)、5位ラップラー(Rappler、396万)となっている。なお、今年1月から7月31日までの訪問者数が最も多かったのはGMAの6245万、インクワイアラーは6176万で2位だった。(8月11日・インクワイアラー)
フィリピン人消費者は倹約志向
サステナビリティに関心あり
コンサルティング会社PwCが発表した「ボイス・オブ・コンシューマー」レポートによると、フィリピンの消費者は物価上昇の影響を受け、生活費の支出を抑えていることが明らかになった。
フィリピン人消費者の56%が節約のためにまとめ買いし、45%が廉価な商品を選ぶ傾向にある。33%がスナックを、29%がアルコール飲料を買うのを控えている。また47%が月々の必要経費を支払うことはできていても、貯蓄や遊興費に使う余裕はないと答えた。
さらに、「気候変動を心配している」と56%が回答し、70%が食品廃棄物を減らすことを心がけ、63%がサステナビリティに配慮した製品を買うために多く支払ってもよいと回答した。
(8月5日・マニラスタンダード電子版)