遠藤大使、バロット初挑戦
実食レポ動画を投稿

 遠藤和也駐フィリピン日本国大使が1月27日、イサベラ州を訪問中にバロット(ふ化直前のアヒルの卵をゆでたもの)を食べる動画をX(旧ツイッター)に投稿。同行したレビラ上院議員に食べ方を教えてもらいながら初めてバロットを食べた後、親指を立てて、感想を表現した。大使はバロットのほかにもローカルフードや野菜などを堪能したことや、各国の大使、州知事、市長、外務省関係者らと有意義な話し合いをしたと記した。(1月29日・マニラブレティン)

マカティの強盗事件
1月は発生件数減少

 首都圏警察マカティ署は、昨年12月に同市内で32件の窃盗・強盗事件が発生したが、1月は13件に減少したと発表した。警察官によるパトロールなどが功を奏し、犯罪を未然に防いでいるという。
 同署は違法薬物の摘発を最優先に掲げており、1月のみで33件の違法薬物捜査を行い、薬物使用容疑で53人、売人13人を逮捕し、約230万ペソ相当の違法薬物を押収した。さらに、違法賭博容疑で75人を逮捕し、1万4千ペソ以上を押収したほか、違法銃器30丁を押収した。(2月3日・マニラタイムズ)

スネークがキュート
ヘビ年記念切手発行

 フィリピン郵政公社(PHLPost)は1月、今年の干支である「木のヘビ年/乙巳(きのとみ)」 にちなんでヘビの記念切手を発行した。緑色の体で舌を出した正面および横向きのヘビのイラストが描かれている。
 ルイス・カルロス郵政公社総裁は、「中国ではヘビは知恵、知性、創造力の象徴であり、幸運と繁栄、長寿の縁起の良い動物とされている。脱皮をすることから生まれ変わって再生する不老不死のシンボルでもある」と説明し、「今年はサービス拡充の年とし、郵便物をより効率的に配達することを約束する」と述べた。(1月29日・マニラタイムズ)

(PHLPost, Philippine Information Agency)

 

「亡き妻が夢枕に立った」
宝くじで大金を獲得

 経済的に困窮していた高齢男性が、メガロト6/45で1618万6700ペソを当てた。フィリピン慈善宝くじ事務所によると、男性は1月中旬、 12-33-32-17-08-11を的中。この数字の組み合わせを選んだ理由について、男性は「亡くなった妻が夢に出てきて教えてくれた」と語った。
 男性は果物を売って生活していたが、売り物のほどんどを腐らせてしまい、借金を負っていた。宝くじを買う余裕などなかったが、夢を見た翌日、近くの売り場で買ったところ大当たりした。賞金の一部は投資し、あとは貯金するという。(1月28日・フィリピンスター)

拘置所の過密度が改善
しかし依然300%超

 拘置所管理局によると、刑務所の過密度が改善されたという。2024年1月の時点では過密度335%だったのに対し、昨年中に303%に減少。国内の478の拘置所から恩赦を受けた受刑者が釈放されたことで、過密度改善につながったという。同局は、マルコス大統領が拘置所過密の改善プログラムへ協力的であることを歓迎している。(1月27日・マニラブレティン)

夜間に迷惑カラオケ
1600人以上を摘発

 首都圏警察は1月、認められた時間外にカラオケをした容疑で1600人以上を摘発した。マニラ首都圏の自治体によっては、夜10時以降はカラオケを禁止する条例があり、学校周辺でのカラオケも認められていない。違反した場合は罰則が科される。首都圏マニラ市では午後10時以降カラオケを使用した場合、初回は千ぺソの罰金となり、カロオカン市では5千ペソの罰金または禁固刑となる。(1月27日・マニラブレティン)