首都圏パサイ市のSMXコンベンションセンターでマニラ・インターナショナル・ブックフェアが開催中。45年の歴史を誇るこのブックフェアでは、フィリピンの大手書店のナショナル・ブックストア(National Bookstore)やフーリー・ブックド(Fully Booked)をはじめ、さまざまな出版社や書店がブースを持ち、本や雑貨を販売。その多くが割引価格で売られていて、規模が大きい分、モールなどに入っている書店よりも種類が豊富だ。

 

 

ワークショップやトーク、また作者によるサイン会なども行われる。

 

 

 インターナショナル・ブックフェアというだけに、日本の小説も多く揃っている。英語に翻訳された太宰治、村上春樹、三島由紀夫、吉本ばなななどが並ぶ。

 

 

太宰治の『斜陽』と『人間失格』の英訳版(上)。日本について紹介するガイド本やエッセイも(下)。

 

 

 また、日本の漫画を売るブースもあり、人気作品を見つけることができる。英訳されたものでなく、日本語のままで漫画を読みたいという人は、日本一時帰国の際にわざわざ購入しなくてもいいのがうれしい。

 

 

翻訳されていないオリジナルの漫画がたくさん。ここまで種類豊富なのはフェアだからこそ。

 

 

 子ども向けの本は、日本語・英語・フィリピン語と3ヶ国語揃えることも可能。マルチリンガル教育や大人の外国語学習の役にも立つこと間違いなし。

 

 

日本語学習のテキストも充実。

 

 

 開催期間は15日(日)まで。入場料は50ペソ。本好きの人はもちろんのこと、「漫画なら」という人や子どもの教育用、また自分の勉強のために、マニラ・インターナショナル・ブックフェアでお得に本を手に入れよう。

 

 

Manila International Book Fair

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