ナビマニチャンネルの動画撮影を担当しているフォトグラファー&デザイナーのショーン。今回は裏方として活躍し、時々出演もする彼にスポットライトを当ててみました。
意外な前職→フリーカメラマン→コロナで失業
まにら新聞に入社する前は、社会福祉開発省傘下の国際養子縁組委員会で11年間、働いていました。フィリピンの子どもと、海外の里親希望者とを養子縁組をする仕事です。養子縁組が最も多いのはスペイン、次いで米国、カナダでした。
その後、自分の可能性を試したいと思い、フリーランスのフォトグラファーになったんですが、2020年3月からのコロナ禍によるコミュニティ防疫で仕事を失い、貯金も底をつき、泣く泣くカメラレンズ2本を売って生活費にしました。そんな時、まにら新聞に勤務していた友人が紹介してくれて、入社しました。スチール写真撮影と動画撮影は全く違いますが、培ってきた感性を生かしながら、ナビマニチャンネルの動画撮影に励んでいます。
写真コンテストで受賞歴あり。
私は裕福とは言えない環境で育ちました。家族や親戚にもカメラがなくて、子どもの頃の写真や、家族の写真もありません。10年ほど前、前職で臨時ボーナスをもらった時、「家族を記録するための写真を撮ろう」と買ったのがデジタル一眼レフのキヤノンEOS300D。この1台をきっかけに、カメラに夢中になりました。そのカメラは内蔵部品が壊れてしまってもう手元にありません。
今はデジタル一眼レフでミラーレスのソニーα6000と富士フィルムのX‐T10、フィルム一眼レフのニコンFM10、キヤノンのキヤノネット28の4台を持っています。フィルム写真はデジタルとは違う味わいのある仕上がりが好きです。例えば、黒色でもデジタルとフィルムではよく見ると違います。
どんな写真でも撮りますが、もし自分の得意なジャンルを挙げるとしたら、風景とストリート。これまで国内外のコンテストで15回受賞したことがあります。
食べ物系の撮影はうれしい。
ナビマニチャンネルの撮影は、これまで経験したことがないことができるのが楽しいです。特に食べ物系の撮影は、食べたことがない日本料理、ホテルの中国料理店での飲茶、ステーキなど、普段はあまり食べる機会がないメニューを味見できることもあるので楽しみ。レストランなどの食べ物系の取材があると、ワクワクします(笑)。ナビマニチャンネルでフィリピンの食材を使って日本料理をつくる企画があり、はじめて日本のマヨネーズを味見する機会があったんですが、クリーミーで風味豊かで、おいしいと思いましたね。
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筋金入りの「偏食主義者」?
小さい時からとにかく野菜が嫌い。食べることができるのは、餃子に入っている細かくきざんだ野菜くらい。ところが、撮影でマカティ市リトル東京のお好み焼き屋さん「神楽」に行った時、ネギがたっぷり入ったお好み焼をおいしくいただくことができたんです。不思議です。我ながら驚きました。
フィリピン、海外で行きたいところ。
フィリピン国内では最北端のバタネス州へ行きたい。バタネスの美しい自然の風景をいつかナビマニチャンネルで紹介できたらと思います。海外ならアイスランドで白夜とオーロラを撮影したいです。
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