デジタル世代の結婚の形?
[10月19日・デイリートリビューン] マッチングアプリを通して出会ったあるカップルは、結婚の約束をしている。ところが彼氏はアフリカのジンバブエ在住のため、フィリピンに帰ってくることができない。そこですぐにでも結婚したい彼氏があることを思いつく。それがZOOM婚。
ZOOMで結婚しちゃえばいいじゃん? とわかりやすい若者的ノリがひしひしと伝わってくるようだ。ZOOM婚は成立するのかどうか、彼女が新聞の相談コーナーで弁護士に相談したところ、ZOOM婚はフィリピンの法律では正式に認められないことが判明した。残念。
出会いはアプリ、結婚はZOOMとくれば、新婚生活はVRゴーグルで通信なんていいのでは? と将来を期待してしまうが、いつか社会的に認められる日は来るのだろうか。
タクシードライバーの告白
[10月18日・デイリートリビューン] 先頃、ミンダナオ地方ダバオ市で強盗被害にあったと警察に駆け込んできたタクシードライバーがいた。乗客2人にナイフを突きつけられ、売り上げを渡すよう要求されたという。ところが警察は、その被害を報告しに来たドライバーを逮捕した。一体どういうことなのか。
実はこのドライバーが語った被害は嘘。稼ぎのすべてをギャンブルにつぎ込み無一文になったが、被害者を装うことで助けを得られるかもしれないと思い立ち、演技をすることに。だが、取り調べが進むうちに、狂言だとばれてしまった。ギャンブルに負け、また一世一代の大博打の演技も実らなかった哀れなドライバーであった。
最も美しいマクドナルド
[10月10日・マニラ・ブレティン] 西ネグロス州バコロド市アッパーイーストに、新たにオープンしたマクドナルドがフィリピンで一番美しいと話題になっている。洗練された外観と店舗前には芝生のスペースが広がり、ダイニングエリアは国内のマクドナルド最大級だ。またバコロド市らしく、外壁にはマスカラ・フェスティバルの巨大な仮面がデザインされている。微笑む仮面とのツーショットはインスタ映え確実だ。さらに、電車の車両をモチーフにしたデザートステーションがあり、サトウキビの名産地を象徴する農家の像もある。
観光客誘致にも寄与しそうなマクドナルド。チキンナゲットは、ぜひおいしいことで有名なバコロド・チキンを使ってほしい。マクドナルドを目的に訪れるバコロド巡礼ブームがやってくるかもしれない。