マニラ動物園、移転予定はなし
[デイリートリビューン電子版・7月8日] 首都圏マニラ市に位置するマニラ動物園の移転案について、マニラのラクナ市長が移転の予定はないと明言した。一方で、科学的専門知識や動物園の管理運営方法などを基にして今後の開発を進めていくと述べた。
人気者だった象のマリが昨年亡くなったことから、将来が懸念されていたマニラ動物園。2019年に一時閉鎖されたのちに2022年に再オープンしたが、これからさらにどう開発が進んでいくのか期待したい。
ワワダム開放で水不足解消を
[フィリピンスター電子版・7月11日] リサール州のアッパーワワダム完成にあたり、マニラ首都圏だけでなく全国レベルで水不足が解消されることが期待されている。アッパーワワダムはブラカン州のアガットダムに続きフィリピンで2番目に大きいダムとなる。これにより、2025年末までに首都圏と周辺地域の水の1日の供給量は8000万リットルから4億3800万リットルまで上昇する見込み。
時期によって水不足が発生し、一部地域では断水など水の供給が制限されることもしばしばのフィリピン。飲料水は別で購入している人も多いかと思うが、断水が起きると日常に支障をきたすことは間違いない。この新設されたダムによってそういった不便が解消されることを願う。
偽警察官が出没、国家警察が注意喚起
[ピープルズジャーナル・7月6日] 国家警察内部調査課(PNA–IAS)は、偽警官に注意するよう呼びかけている。
マニラ首都圏をはじめとする国内各地で、PNA-IAS職員を名乗り、事業主を守ると申し出て金銭を要求するというケースが報告されている。国家警察は、このように報酬を要求するのは偽の警官で詐欺行為であるとし、被害を受けた場合は連絡するように呼び掛けている。
こういった偽警官が狙うのは、悪評がある違法の事業主だという。はたして違法にビジネスを行っている者が、被害を警察に届けるだろうか・・・・・・。やり方は違法であるものの、もしかしたら悪をもって悪を成敗しているとも言えるのかも?
メラルコが警告 メーターの盗難増加
[ピープルズジャーナル・7月6日] 配電大手マニラ電力(メラルコ) はこのほど、今年1月から6月の間に1131個のメーターが盗まれたことを公表した。昨年同時期の盗難数695個から63%増えたという。また2019年から2023年までの5年間に合計4591個のメーターが盗まれたことも明らかにした。
盗まれたメーターや電線はオンラインで売られており、メラルコはこれら同社の所有物を盗んだり、売ったり、また買うことも違法であり、罰せられると警告した。
一般の人がメラルコのメーターを買ってどうするのだろう。世の中には電力メーターのコレクターがいるのだろうか?