恐喝と違法ギャンブルで警察官逮捕
[フィリピンスター電子版・7月9日] 首都圏カロオカン市で3人の警察官が違法ギャンブルの容疑で起訴された。また、うち1人のマナンガン容疑者は違法ギャンブルに加えて恐喝および強盗の容疑もかけられている。警察のおとり捜査により、麻薬犯罪の容疑者の親族がマナンガン容疑者に3万ペソを支払った直後に逮捕された。
フィリピンには海外から人も集まる有名カジノがあるが、違法ギャンブルもしっかり取り締まられている。ローカルの人に誘われて何気なく参加したゲームが違法だった、なんてことにならないよう気を付けよう。また、フィリピンの警察官の中にはあぶない方々もいるので、気を付けたい。
警備員に運転免許提出が必要?
[デイリートリビューン・7月2日 ] 質問者:両親に会うためにとあるビレッジに行ったところ、入口で警備員から運転免許証を渡すように言われました。代わりにほかの政府発行の身分証明書を出すと、警備員は運転免許証を渡さないのなら、ビレッジに入れないと言います。私が運転免許証を渡してしまったら、ビレッジ内を車で移動できないと言うと、警備員は「私はビレッジのルールに従っているだけです」と返答します。どうすればいいのでしょうか?
弁護士の回答:ビレッジやコンドミニアムの警備員が陸運局発行の運転免許証を取り上げて預かることは、一時的であれ、法律で認められていません。運転手はほかの政府発行の身分証明書を提示することで、ビレッジやコンドミニアムに入ることができます。
この場合、警備員に運転免許証を預けて、ビレッジ内を運転した場合は免許証不携帯で運転手が罰せられるのだろうか。それとも、免許証を取り上げた警備が法律違反で罰せられるのだろうか?
芝生にはまって飛行機が遅延
[インクワイアラー電子版・7月12日] マニラ空港で移動中だったフィリピンの格安航空大手セブパシフィックの飛行機が誘導滑走路の芝生にはまり、しばらく動けない事態が発生した。
乗客が乗っている離着陸した飛行機ではなく、搭乗口への移動中に芝生部分に乗り上げてしまったという。マニラ国際空港公社(MIAA)によると、この影響により一部の搭乗口が一時的に使用不可となり、他のフライトに遅延などが発生したという。
筆者はフィリピンで2回ほど大きなフライト遅延を経験している。1回目は国内線で、5時間の遅延。2回目は国際線で、こちらもまた5時間の遅延。どちらも遅延の明確な理由は説明されず、今更フライト変更できるわけでもなく、泣く泣く5時間搭乗ゲートで過ごした。ちなみにどちらも某格安航空。こんなとき、格安ではなく一般航空会社を利用できる余裕があれば対応や気持ちの余裕も違うのだろうか…。
クルーズならビザなし入国可能に
[インクワイアラー電子版・7月17日] フィリピン政府は16日、クルーズ船でフィリピンに入国する外国人にビザの取得を免除する「クルーズ・ビザ免除(ウェイバー)」を開始した。出入国管理局の公式ウェブサイトから登録することで、免除の対象となる。
観光省、出入国管理局、司法省が共同で実施するこのプログラムによって、クルーズ船で入国する外国人観光客が増えることが期待されている。一方、通常の観光ビザとは異なり、滞在期間は14日間でビザの延長はできない。
2024年上半期の観光収入が前年度を32%上回ったことが観光省により発表されているが、この流れのまま、さらにフィリピンの観光業界が加速していくだろう。大変喜ばしいことではあるが、フィリピンに住むいち外国人として、外国人をターゲットにしたぼったくりや犯罪が増えないことだけ、どうにかお願いしたいところである。