ニトリが15日、マカティ市のショッピングモール、グロリエッタ4にオープンした。今年4月、タギッグ市の三越BGCにオープンした店に続くフィリピン第2号店となる。
グロリエッタ4店はキッチン用品、食器、生活雑貨、寝具を中心とした品揃えとなっており、その点が大きな家具類の売り場も擁する三越BGC店とは異なるようだ。とはいえ、奥行きある売り場は三越BGCと同じくらいに感じられ、生活雑貨の充実ぶりはさすがニトリである。
マカティにオフィスがある筆者は同僚とランチタイム兼サボタージュ、いや、視察のためにさっそくニトリに行ってきた。
特に何かを買う予定もなくウインドウショッピングでもと思って行ったのだが、店に入るや否や食器類が目に飛び込んできた。そういえば数日前にシリアルを食べるときに使っていたボウル(以前イケアで買ったもの)を割ってしまったことを思い出して、両面撥水丸ボウルを買うことにした。一緒に行った同僚も、ニトリ版ジップロックやカーペット掃除用のくるくるローラーを買った。
同僚の「ニトリに来ると何かしら買いたくなっちゃいますねえ」というつぶやきには激しく同意せざるを得ない。これまではニトリに行くならBGCまで行く必要があったので、日常の生活圏であるマカティにできて便利でうれしいことは間違いない。だが、これからグロエッタに行くたびにニトリの魅力と魔力に吸い寄せられてしまいそうで、大変なことになったぞという思いもあるのだ。