多忙な現代人にとっての必需品、それはカップ麺。そう言い切っても過言ではないほど、即席のカップ麺は便利でありがたいもの。そしてフィリピンではスーパーやコンビニに私たち日本人には見慣れないブランドが多く並んでいます。果たして、一番おいしいのはどれか? ナビマニラによる独断と偏見に基づくカップ麺チャンピオンシップ、ここに開幕!

 

 

ルール

 マカティのスーパーやコンビニでランダムに調達したカップ麺計10種類をまにら新聞スタッフ3人が審査員として試食。各自が5段階評価ですべてのカップ麺を評価し、合計点が一番高いカップ麺がナビマニラ杯カップ麺チャンピオンとなる。審査員には事前に試食する麺の名前を知らせないブラインドテイスティングで行われた。

 

麺を愛するまにら新聞社員が審査

ジェフ・マラシガン Jeffery Marasigan 「週に2、3回はパンシット・カントンの即席麺を食べます。自分で料理するのも好きで、10月の娘の誕生日にパンシット・カントンとビーフンのミックスを作りました」

ティナ・ロソリゲス Tina Rodriguez 「好きな麺はロミ、スパゲティ・カルボナーラ。日本の即席麺はすぐに出来上がるように精巧につくられていてすばらしい」

岡田薫 Kaoru Okada 「ラッキーミーや、ミー・セダップの即席麺を買いだめしています。地元横浜の家系ラーメンが恋しいです」

 

 

 

 

The winner is…

 

 

 

 

 

 

 

日清食品 CUP NOODLE SEAFOOD シーフードヌードル

 フィリピン人に圧倒的な人気があることで知られる日清カップヌードルシーフード味が、満点を獲得し、堂々の優勝を飾った。 日本人スタッフ代表の岡田審査員は、提供された瞬間から「お、これはビジュアルに見覚えがあるぞ」と反応。ティナ審査員とジェフ審査員もやはりシーフードカップヌードル愛の強いフィリピン人というべきか、食べる前から1ミリの迷いもなく「これは日本のシーフードカップヌードル」と断言。どうして食べずにわかるのか尋ねると「具が特徴的」とのこと。フィリピンローカル版カップヌードルシーフード味もエントリーさせたのだが、審査員にあっさりと日本版とフィリピン版を見分けられてしまった。同じ「NISSIN」シーフードヌードルでも、味は異なることが証明された!?

 

審査員コメント

 

「麺がしっかりしてる」

「日本からのお土産でおなじみ」

「安心感のある食べなれた味」

 

 

 

 

 

大会総評

先入観による審査を防ぐためにブラインドテイスティング方式を採用したが、中には商品名をピタリと当てられたものもあり、驚かされた。特に日本の商品は分かりやすいようで、ブラインドテイスティングの意味が本当にあったか不明。まるで出来レースのように日本のカップ麺がワンツーフィニッシュとなったが、ノープロブレムということで悪しからず。(ナビマニラ杯カップ麺チャンピオンシップ実行委員会)