コスプレ、アニメ、音楽をテーマにしたイベント「アニメ&コスプレエキスポ(acx 2022)」が7月16日、首都圏パサイ市のSMXコンベンションセンターで開幕。アニメやゲームのキャラクターになりきったコスプレイヤーが多数来場し、会場のところどころで写真撮影に応じていた。特設ステージでは、コスプレイヤーによるカラオケやキャットウゥークオークション、特別ゲストのシンガポール人コスプレイヤー小鱼Kikoのステージなど、多彩なイベントが行われる。
主催のコスプレph.によると、acx2022の入場券は発売間もなく完売。混乱を避けるために当日券の販売はせず、17日まで2日間の開催期間中の入場者は1万人を見込んでいるという。
会場にはフィギュアなどアニメグッズの販売ブースも立ち並び、ファンはコレクターズアイテムを熱心に探していた。日本メーカーののオリジナル商品を扱うオンラインアニメグッズショップのアニポリウムは、去る7月8日から10日までSMメガモールで行われた「トイ・コン(Toycon PH)に続き、今回アニメ&エキスポに実店舗を出店。
同社ゼネラルマネジャーのザブ・レシオ氏は「トイ・コンでは入場者からとても良い反応があり、フィギュアがよく売れた。日本のガチャ、カプセルトイはフィリピンでは珍しく、今回の会場でも扱っているのは当社のみ。日本発のバーチャルYouTuber(VTuber)「ホロライブ(hololive)」のキーストラップが人気」と話す。
コスプレphは年4回のコスプレイベントを開催しており、今回のacx2022は、4月末に開催された「コスプレカーニバル」に続く第2弾。次回は10月に年間最大のコスプレイベント「コスプレマニア」を予定している。