【フィリピンでもやっぱり「本」が好き。】フィリピン& 東南アジアを知る本

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2022年3月24日

『ダバオ国の末裔たちフィリピン日系棄民』
天野洋一著(風媒社)
「戦後ダバオに残留した日系人について書かれたノンフィクションの名著です」

 

 

『ナマコの眼』
鶴見良行著(筑摩書房)
「東南アジア全般に関する本としては、本書や『バナナと日本人』(岩波新書)など鶴見良行さんの一連の著作がおすすめ。私も若い頃に読んでかなり影響を受けました」

 

 

『深夜特急』
沢木耕太郎著(新潮文庫)
「今読んでも、著者が旅した当時のアジアの様子がわかって抜群におもしろい紀行文学」

 

 

『マレー蘭印紀行』
金子光晴著(中公文庫)
「アジアを表現する言葉の勉強として、何度も読み返しています」

 

 

『物語フィリピンの歴史 「盗まれた楽園」と抵抗の500年』
鈴木静夫著(中公新書)
「フィリピンの歴史の概要がわかる読みやすい本です」

 

 

フィリピンをはじめ、アジア関連の日本語の本が充実しているのも南東舎書店の特長。

 

 

 

在留邦人&フィリピン通ならわかる。

漫画で楽しむ 「フィリピンあるある」

『フィリピンまるごと四コマ漫画、おもしろ四コマ100連発』

 

 異様にからまった電線。仕事中もビデオ電話。ビデオケで歌ってはいけない歌……。

フィリピンに住んだことがある。フィリピンについて知っている。そんな人なら『フィ

ピンまるごと四コマ漫画、おもしろ四コマ100連発』を読めば、「そうそう!」と共

感するはず。そして、新しい発見があるに違いない。フィリピン初心者は異文化理解

入門書として楽しめる。

 本書は吉本興業アジア住みます芸人「ハポン3」のメンバーで、スタンダップコメ

ディアンのほりっこし(堀越祐樹)さん(写真)と、フィリピンでモデルとして活躍

してきたKuya Sawa(空彌佐和)さんが自費出版した。ほりっこしさんが漫画を担当

し、「フィリピンについて知っている人向けなので、ややニッチ。うんちくやトリビ

アもあるが、伝わらなければ困ると思い、友人で日本に帰国中のKuya Sawa君に解説

を頼んだ」という。

 お買い求めは、ほりっこしさんのフェイスブック(Yuki Horikoshi )、インスタグ

ラムに連絡を。南東舎書店(マカティ・セントラル・スクエア)でも発売中。

 

 

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