フィリピンの織物工芸の現状

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2020年8月6日

イロコスの手織り職人調査の様子  Photo © Reginald Sarmenta

 

 英国の国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルによるフィリピンの織物工芸の現状についての調査報告が、8月8日に動画で公開されます。

 

 調査はブリティッシュ・カウンシルと、フィリピンの企業MUNI共同で行われ、手織りをはじめフィリピン各地ののさまざまな伝統工芸の現状を伝えるとともに、将来のあり方についても考察します。手織り物を取り巻く環境は、世界経済の動向と、主に女性からなる職人個人の状況の影響を受けて絶えず変化しており、伝統技術の継承を目的に職人と政府機関の協力事業も行われています。

 

 コロナ禍がフィリピンの伝統工芸産業にも多大な影響を及ぼす中、ブリティッシュ・カウンシルはクラフティング・フューチャー・プログラム(Crafting Future )を立ち上げました。このプログラムは伝統工芸に関わる者が国境を越えて集い、将来を考える機会を提供するものです。関心のある方、団体はブリティッシュ・カウンシル・フィリピンまで連絡を。Eメール:arts@britishcouncil.org.ph

 

フィリピン織物工芸の現状調査報告「Crafting Futures Together」 

 

8月8日(土)午後4時~午後6時

 

MUNIフェイスブックで配信 

 

調査報告ダウンロード

 

 

(情報提供:The British Council in the Philippines)

 

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