【セブ通信】「バルコニスト」実践中。

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2021年10月8日

蝶谷 正明(セブ日本人会)

 

 最近、ネットで見つけた「バルコニスト」なる造語。バルコニーやテラスで自然に接して過ごすライフスタイルらしく、日本では推進する協会まで結成されているようです。

 

 実は、我が家ではもう数年前からこのバルコニストを実践しています。子どもが独立し、夫婦2人だけの世界になってみると、お互いに見なくても良いものまで見えてきてしまい、ストレスが深刻になってきました。そのような時に、まず私一人でテラスでお茶を飲むことから始まり、読書やインターネット閲覧、ついに食事と、範囲が拡がっていきました。2人でいる時もテラスの方が気分がよくなるから不思議です。来客の際もテラスを希望されるようになると、リビングもダイニングも不要です。

 

緑を望む自宅テラスでくつろぐバルコニストの筆者。

 

 風雨の強い日以外は、ウオーキングから帰って来る朝6時半から晩酌を終える夜8時過ぎまでずっとバルコニストです。野鳥やトッコーヤモリの鳴き声、風にそよぐ葉の音、隣で庭を掃く音。家が山の中腹にあるので、雨季は気温が20度まで下がり、鍋パーティーを楽しみます。温度や湿度を体感できる空間なのです。テラス周りのガーデニングにも精が出ます。ウオーキング中に見つけた野草、枯木や石をアレンジして、お金をかけずに楽しんでいます。

 

 新たな居住(?)空間ができたことで、常に夫婦で顔を合わせている必要がなくなったのもストレス解消に役立ち、夫婦円満に大いに有効なようです。

 

 テラスには蚊やハエ、アリもいますが、これらはセブではどこに住んでも付き物。蚊取り線香をおまじない代わりにたいているものの、長いセブ暮しで心身ともに慣れてしまったのか、気にならなくなった今日この頃。うっとうしかった網戸も取り外して、屋内外が一体化し、ますます心地よくなりました。