【セブ通信】しばしお別れ トップス展望台

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2022年12月12日

 

 

 

 ビーチを除くセブの観光スポットの定番中の定番といえば、道教寺院と並んでトップスの展望台(写真)でしょう。

 

 場所は市の中心から車で約1時間、標高600メートルのところ。朝夕には気温10℃台に下がる環境は、海と暑さに飽きた観光客にも自然の冷気を求める在住者にも魅力的です。昼間であればセブの市街地やマクタン島越しに遥かボホール島が望め、今時陳腐な表現ですが日没後の「100万ドルの夜景」は見ものです。

 

 しかし、老朽化のため、10月末から1年間の予定で現在リノベーションが行われています。休業直前の木曜日の夜、10数年ぶりに訪れてみました。

 

 以前に比べてセブの発展を示すように、その圧巻の夜景に度肝を抜かれ、また平日にもかかわらず、多くの人々で賑わっているのには驚きました。そして肌寒く、念のためウインドブレーカーを羽織って行ったのは正解でした。

 

 

 

 

 この一帯はオスメニャ元大統領の子孫が所有しており、一族のお屋敷が並び、ビジネス? 趣味?として展望台や霊園もオスメニャ一族が経営しています。リーマンショックの頃は、この辺りに主に外国人をターゲットにした高層コンドミニアムの建設計画がありましたが、市街地から離れ過ぎていることなどから立ち消えになりました。確かに山頂から下界を見下ろす気分は最高でしょうが、利便性に乏しいという事実には勝てなかったようです。

 

 トップスの展望台はしばらく休業となりますが、隣接のフィリピン料理やピザが楽しめる展望レストランは営業しています。セブ旅行の際は是非訪れていただきたい観光スポットです。

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