シネマラヤ・インディペンデント映画祭 8月7日開幕

この記事をシェア

2020年8月5日

 

 フィリピン最大のインディペンデント映画祭「シネマラヤ・フィリピン・インディペンデント・フィルム・フェスティバル(16th CINEMALAYA PHILIPPINE INDEPENDENT FILM FESTIVAL)」が8月7日に開幕。16年目を迎える今回はコロナ禍のため作品はオンラインで配信される。

 

 主要部門の短編映画コンペティション(Short Films in Exhibition)では、244本の応募作品の中から選ばれた次の 10作品を配信。

 

1.Ang Gasgas na Plaka ni Lolo Bert (The Broken Vinyl Record)【ドラマ、ロマンス】

同性愛者であることを隠して生きるHIV感染者の60歳代の男性。亡くなった恋人から1枚の古いレコードを受け取ったことから、彼の生活が一変する。
 
 

   

 

2.Ang Pagpakalma sa Unos (To Calm The Pig Inside)【ドキュメンタリー、ドラマ】

台風に見舞われた海沿いの町。少女は母と祖母のかすかな記憶をたどりつつ、荒れ果てた町を訪れる。

 

 

3.Excuse Me Miss, Miss, Miss【コメディ、社会風刺】

契約社員のセールスレディとして働くバンジーは解雇を免れようとありとあらゆる手を尽くす。そして、正規社員となるための秘密を知って唖然とする。

 

 

4.Fatigued【ホラー】

過労で寝過ごしてしまった。起きなくてはならない。悪夢が現実となって襲ってくる前に・・・・・・。

 

 

5.Living Things【ドラマ】

ある朝、目を覚ますと、彼女の恋人は等身大パネルになっていた・・・・・・。困惑する彼女だが、次第に何かを理解するように。

 

 

6.Pabasa kan Pasyon (Chanting the Passion)【ドラマ】

恒例の宗教行事を迎えるビコールに住む家族。篤い信仰心を持つ一家だが、家計は大変。信仰と家計の行方はいかに。

 

 

7.The Slums【コメディ】

テレビドキュメンタリーの制作チームがスラムに住む家族の生活に入り込んで巻き起こす騒動。

 

 

8.Tokwifi【ファンタジー】

空から降ってきたテレビの中に閉じ込められている1950年代のメスティーサのスターが夢見るのは、ボントック・イゴロットの男性との恋。しかし、彼はキスの仕方も知らなくて・・・・・・。

 

 

9.Utwas (Arise)【ドラマ】

海に生きる少年と父。少年は海の潜り方、魚の取り方を知るにつれて、ますます海に惹(ひ)かれていく。ある日、父と少年が海を潜っていると、近くで漁師たちがダイナマイト使って漁を始めた・・・・・・。

 

 

10.Quing Lalam Ning Aldo ( Under the Sun)【コメディ、ドラマ】

性転換をしたサンパギータ農家の女性。ある日、彼女は息子が戻ってくると知り、放置していたキッチンを改装することにする。

 

 

 

 短編映画特別上映作品(Exhibition Films)20本、受賞歴のあるアジアで制作されたインディペンデント映画作品を紹介する「ビジョン・オブ・アジア(Visions of Asia)」部門なども配信される。

 

期間は8月7日(金)から16日(日)まで。動信サイトVimeoで配信。

 

視聴方法の詳細はこちらから。

 

最新情報はシネマラヤ、フィリピン文化センターのウェブサイト、SNSを参照。

シネマラヤ ウェブサイト

 

シネマラヤフェイスブック

 

シネマラヤ ツイッター

 

フィリピン文化センター(Cultural Center of the Philippines/CCP)ウェブサイト

 

 

 

 

 

Advertisement