【夏だ!海だ!マリンスポーツだ!!】インタビュー「フィリピンはダイバーの楽園 ダイバーを魅了する海の多様性」

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2023年4月13日

Photo: Pacifico Azul Resort

 

 

夏だ!海だ!

マリンスポーツだ!!

 

 

It’s Summer,

Be an Aquaholic

 

 

 

太陽が燦燦(さんさん)と輝き、肌に日差しが照りつける。4月はフィリピンの夏到来! そんな夏の訪れを感じたならば、行くべきところはやっぱり海。ビーチパラダイス・フィリピン、マリンスポーツの世界へようこそ!

 

 

The sun shines bright and beats down on the skin. Summer is here. It’s a perfect time to go to the beach. Let’s dive into the world of water sports and be an aquaholic this summer !

 

 

 

 

フィリピンはダイバーの楽園

ダイバーを魅了する海の多様性

 

 

なぜフィリピンの海はダイバーたちを惹きつけるのか。アニラオでダイブリゾートを運営するベテランインストラクターの益田明さんにインタビュー。フィリピンのダイビングの魅力について聞きました。

 

 

Why does the Philippines keep attracting divers from all over the world? Navi Manila interviews Mr. Akira Masuda, the manager of Pacifico Azul and a seasoned instructor, about diving in the Philippines.

 

 

*掲載の情報は2023年3月上旬時点の取材に基づいています。

 

 

 

益田 明 さん
Masuda Akira
パシフィコ・アズールマネジャー
フィリピン在住23年。首都圏モンテンルパ市で8年半駐在員として勤務後、ダイビングを仕事にすることを決意。パシフィック・ブルー(レガスピ店)を経て、現在はアニラオ店の運営を担う。ダイビング本数通算2,600本以上。東海大学経営工学部卒。「フィリピンでのあだ名はJin。ジンベイザメから名付けられました」

 

 

 

 

世界に誇る生き物の多様性

 

 

 温暖なフィリピンは、もちろんマリンスポーツにふさわしい国。大都市から海までのアクセスが良いことも、フィリピンでマリンスポーツが楽しまれる理由の一つでしょう。

 

 ダイビングに関していえば、フィリピンはコーラル・トライアングル、すなわち世界のサンゴの種の30%以上が生息し、3,000以上の種類の魚が集まる「海のアマゾン」と呼ばれる海域に属していて、水中生物の多様性はアジア有数。特にアニラオは、プランクトンが多く生息し、他の地域では見られない小さな魚なども簡単に見ることができます。

 

 また、日本と異なり四季のないフィリピンでも、季節によって微妙に海の中の様子が変わるのも面白いところ。アニラオには、小さい魚が多い時期、卵を産む時期、オスとメスの魚がペアになる時期といろいろあります。実は、アニラオの多様性が世界各地から注目されるようになったのは2005~06年以降。地元の人にとっては、いろいろな魚がいることは当たり前だったため、一般に広く知られることはなかったようです。

 

 

 

飽きない海、アニラオ

 

 

 私はフィリピンに移住する前からダイビングインストラクターの資格を持っていて、1000本以上潜った経験がありました。ダイビングを始めたきっかけは、テレビでジンベイザメのドキュメンタリーを見たことです。なので、ジンベイザメに特別な思いを持っていたのですが、フィリピンではジンベイザメが思った以上に簡単に見られることには驚きましたね。

 

 海中では生き物により近づくことができるのが、ダイビングの最大の魅力。特にアニラオの生き物はダイバー慣れしていてなかなか逃げないので、じっくり見ることができます。また、海洋学者が分類できていないような魚も生息していて、今もプライベートで潜っていても、仕事で案内をしていても飽きません。自分で学ぶとともに、お客様からもいろいろ学びながら、常に海の世界についての知識を得ています。海の世界に飽きることなく、ベストの海で最高のダイビングを皆様に提供し、喜んでいただけることこそ、私がフィリピンに滞在し続けている理由です。

 

 

アニラオでダイバーになろう!

 

 

 フィリピンでのダイビングライセンス取得をおすすめする点を挙げるなら、まず第一に水温が比較的高いということ。そのため身体が冷えすぎることなく、休憩を挟みつつ連続して海中での実技講習を受けることが可能です。次に、日本で取得する場合と比較して、価格が安く抑えられる点が挙げられます。このようなメリットから、フィリピン在住の日本人の方はもちろん、日本からもアニラオにダイビングライセンス取得を目的にたくさんの方がいらっしゃいます。フィリピン在住者の方にとってはライセンスを取得した後、日帰りで手軽に潜りに来ることができますし、家族と一緒に気軽に来ることができることも大きなメリットといえるでしょう。

 

 いきなりダイビングの講習を受けるのは不安という方には、まず体験ダイビングを楽しんでいただくことをおすすめします。

 

 海の中の浮遊感が好きでダイビングに夢中になる人もいれば、魚が好きな人や、海中探検を楽しみたいという人もいます。アニラオは初心者からベテランまで楽しめる海で、楽しみ方も人それぞれ。始めるまでは敷居が高いと思われがちなダイビングですが、ぜひ思い切ってチャレンジしてほしいですね。

 

 

World Class Biodiversity

 

 

 The Philippines is obviously one of the best countries to enjoy water sports. It is surrounded by the seas, and they are conveniently accessible from the cities. When it comes to diving, the Philippines is renowned for good diving spots as the country belongs to the Coral Triangle where more than 30% of corals in the world and over 3,000 fish species cohabit. The biodiversity of the Philippine waters is Asia’s top level. Some fishes are found only in Anilao. It is interesting to see there are seasons underwater and certain creatures act depending on the seasons such as spawning and mating.

 

 

 

Anilao Never Tires Divers

 

 

 Before moving to the Philippines, I already had a diving instructor license with over 1000 diving experiences. Watching a documentary program featuring whale sharks on TV motivated me to be a scuba diver. I like whale sharks and they are special to me. When I came to the Philippines, I was really surprised to know divers could meet whale sharks easily.

 

 In Anilao, you can see sea creatures closely since they are used to divers. There are still a lot of species that are not yet classified. I have never been bored of diving in Anilao. It is always exciting to explore the underwater world of the Philippines.

 

 

 

Be a Diver in Anilao

 

 

 One of the merits of getting a diver license in the Philippines is that you don’t need to suffer from the coldness of seawater. It enables you to take continuous training. The affordable course fee is another merit. Not only Japanese living in the Philippines, but also those who fly from Japan come to Anilao just to take the course. Anilao is suitable for a family trip and convenient to visit from Manila as well.

 

 If you are an absolute beginner and anxious about taking a course without diving experience, trying an introductory diving is highly recommended. Don’t hesitate to start diving. Just take a step forward and dive into the water.

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