首都圏タギッグ市ボニファシオ・グローバルシティに登場した大きな虎の頭。世代によっては「虎の穴だ!」とうれしくなってしまうが、ここは悪役レスラー養成所ではなく、タピオカティーの店である。その名も「ファイヤータイガー」。

 

注文後、タピオカミルクティーは虎の口で受け取る。手を入れると、ウソをつく人間は手を噛み切られてしまうという伝説はない。所在地:B2, Bonifacio High Street, 9th Avenue, Bonifacio Global City, Taguig City

 

 黄金の虎、暗闇の虎、と呼ばれた覆面レスラーは知っているが、炎の虎は初耳だ。ひょっとして燃えるほどに激辛味のタピオカティーなのか? いや、そのようなことはなく、ちゃんと甘くタピオカ入りのミルクティーだった。

 

ファイヤータイガー・ミルクティー150ペソ。もちろんカップにも虎が付いている!

 

 このファイヤータイガーは店員によるとタイ発とのこと。近くには「タイガーシュガー」という台湾発のタピオカミルクティー店もある。なぜタピオカティーにタイガーがシンボルに使われるのか? タイにタイワン、どちらも「タイ」と付くから、タイガーなのか? 考えてみたら、日本でもようかんに炊飯器、シンガポールではビールに筋肉痛用の軟膏(タイガーバーム)、その他いろいろな商品に虎が使われている。ということで、あまり深く考えずにタピオカティーを味わいたい。

 

 3月上旬にBGCのファイヤータイガーに行ってから、コロナ禍のため行っていない。しかし、ファイヤータイガーのフェイスブックを見ると、ちゃんと営業しているので安心した。近くにお住いの方、タピオカファンの方、阪神ファンの方、デトロイト・タイガーズファンの方、ぜひ行ってみてください。