マカティの洗練された隠れ家的空間 Karrivin Plaza

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2023年5月11日

 

 

 

マニラ首都圏マカティ市の最南端と呼べる場所に、ギャラリーやショールーム、レストランが集まる「Karrivin Plaza(カリビン・プラザ)」がある。 チノロセス通り(チノロセス・エクステンション)にあるのだが、通り沿いからは、奥におしゃれな店が並んでいるようには見えない。まさに知る人ぞ知るひっそりとした隠れ家的空間だ。

 

 

カリビン・プラザにはネコが多い。

 

 

幅広いジャンルの食事を提供

 

 

 カリビン・プラザの中には、A、B、Cの3つの建物があり、AとBの1階では、それぞれ異なる個性を持ったレストランで食事を楽しめる。Bにあるレストラン「ザ・メス・ホール(The Mess Hall)」は、首都圏を中心に飲食チェーン店を運営する「The Moment Group」が手がけており、フィリピン料理とともに、「MO’ Cookies」でクッキーも楽しむことができる。アルコール類も提供しており、ハッピーアワーやイベントなども実施されるので、落ち着いた場所でお手頃価格のお酒を楽しみたい人にはもってこいの場所だ。

 

 

筆者がThe Mess Hall で楽しんだマナム・ロンガニーサ・シログ

 

 

 

カリビン・プラザのハイライト
The Alley

 

 

The Alley入口。自転車置き場もあるので、サイクリングがてら寄るのにも最適。

 

 

 Cはジ・アレイ(The Alley)と呼ばれ、3つの建物のハイライトといえるだろう。持ち帰り専門のベーカリーや、コンテンポラリーアートギャラリー、インテリアショールーム、日本料理店など、さまざまな店舗が並ぶ。アートギャラリー「アフロ(Aphro)」では、展示されているオブジェや小物などアート作品を購入することも可能。筆者がカリビン・プラザに行ったときは、ちょうどその日から新しいアーティストの展示が始まり、ギャラリーの入口に軽食やドリンクが用意されていた。

 

 

インテリアショールームのDesign Story内にはカフェ「スリースクエアズthree squares」がある。

 

 

 ジ・アレイには、それぞれの店の前にテーブルや椅子が置かれ、差し込む自然の光を楽しみながらのんびりと過ごすこともできるのがいい。

 

 

アートギャラリー「Aphro」には多種多様な作品が並ぶ。

 

 

 マカティを南北に走るチノロセス通りの端に位置するカリビン・プラザは、マカティ・セントラル・スクエアからタクシーで約10〜15分。休日のちょっとした空き時間でも十分に楽しめるのが魅力だ。マカティの中心部から少々離れた場所にありながら、食事からアートまで取り揃え、かつハイセンスにまとめられており、洗練されたフィリピン人が多く集まる。この隠れ家的空間で、ショッピングモールで過ごす普段のマカティとは少し違ったひとときを過ごしてみてはいかが?

 

 

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