12月26日はボクシングデー
フィリピンではクリスマスの翌日、今日12月26日はなぜ祝日にならないのだろう? フィリピン同様にクリスマスが祝日の英国、カナダ、オーストラリアなどコモンウェルス(英連邦)の国では、12月26日はボクシングデー(Boxing Day)の祝日。クリスマスの贈り物の箱を開ける日、またはごちそうの残りを恵まれない人に箱に入れて渡すという意味があるらしい。
フィリピンはコモンウェルスの一員ではないので、ボクシングデーと呼ばずに、聖ステファノの日(St. Stephen’s Day)とするとか? ローマ・カトリック教会ではこの12月26日を聖ステファノの日と呼んで、アイルランドやスペインのカタルーニャ州(サン・エステバンの日)などでは祝日になっている。フィリピンはすでに12月30日はリサールデー、12月31日はニューイヤーズイブで祝日なのだから、いっそ26日も休日にして、日本のゴールデンウィークのようにしてはいかがだろうか。
マニー・パッキャオ上院議員が、2022年の大統領選に意欲を見せているらしい。もし大統領になって12月26日を祝日にするとしたら、やはりボクシングデーという名前にするのだろうか。日本の大晦日に格闘技の試合が行われるように、12月26日はフィリピン各地でボクシング大会が行われることになったらおもしろい。今も現役の世界チャンピオンであるパッキャオ上院議員には、ぜひ来年の12月26日に防衛戦を行い、数年後のボクシングデー制定の伏線を張ってもらいたい。(T)
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