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意外?なバイク天国・フィリピン

2020年9月11日

 

 マニラでオートバイに乗っている人もよく見る。バイク通勤をしているフィリピン人の同僚もいる。私はそれほどバイクに詳しいわけでもないのだが、ベトナムにいた頃にホンダ・ウェーブα110に乗っていたことがあり、バイクの楽しさはわかる。

 

 フィリピン人の同僚にバイクの話題を振ると、うれしそうにのってくる。ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキなど日本のバイクについても詳しい。バイクで通勤するスタッフの一人、シャンさんの愛車はホンダTMX125だ。「本体は約5万ペソでしたが、 スクランブラー(Scrambler)タイプのカスタムにしたのでさらに3万ペソ必要でした」。

 

シャンさんと愛車ホンダTMX125、予算を気にせずにバイクを買うとしたら?「もちろんハーレーダビッドソン・スポーツスター・アイアン883」

 

 

 シェンさんとバイクの話をしていて驚いたことがある。日本のバイクの免許は原付、中型、大型というように 運転できるバイクのは排気量の大きさによって、運転できるバイクが限定される。しかし、フィリピンのバイク免許にはそうした制限がないのだという。バイクの免許を取得すれば、50ccの原付も、大排気量のハーレーダビッドソンも運転できる。そんなおおざっぱで大丈夫なのかと心配になるが、バイク好きにはありがたいゆるさであろう。10年ほど前、ベトナムで50CC以下のバイク、例えば50ccのスーパーカブなどに乗る場合は免許が不要だと聞いて驚いたが、フィリピンにも驚かされる。

 

 

   昨年マニラで行われた紳士のツーリングイベント。シャンさんも参加した。

 

 電車など公共交通ネットワークがいまいちのマニラでは、普段のアシに困ることがある。タクシーでぼったくられるのもイヤだし、コロナ禍の今は密になるのでジプニーも躊躇してしまう。自動車の運転をするにも左ハンドルはどうも苦手である。そこで手軽な110ccくらいのバイクに乗れば、行動範囲も広がるのではと期待する。しかし、べトナムのようにバイクが道路を埋め尽くすほどのマジョリティーな状態であればいいのだが、マニラは車社会である。それも大型バスやピックアップなどの大型のアメ車が走る。マニラでバイクに乗るのは、やはり勇気がいるなあと考え込んでしまうのである。(T)

 

(初出まにら新聞2017年4月22日を再編集)