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マカティのレジ袋について考える

2020年11月6日

 

 私の行きつけのマカティ市のスーパーマーケットでは、パンデミックが始まってから、レジでもらう袋に異変が起きた。それまではレジで紙袋に入れてくれていたのが、今年5月頃からだろうか、プラスチックの袋に入れてくれるようになった。
 

 以前は、マカティ市外のスーパーで買い物するとプラスチック袋に入れてくれるのを見て、マカティの外に来たのだなと実感したものだった。コロナ禍が始まってから、どうしてプラスチック袋に代わったのかは不明だ。日本などではプラスチック袋の削減が進められていると聞く中、マカティは時代に逆行しているのだろうか。

 

マニラのごみ処理のことを考えると、プラスチック袋を喜んでいいのか迷う。

 

 4年前にマニラに来た時、スーパーで茶色い紙袋に入れてもらえるのが新鮮で、日本でも昔はこうだったと懐かしく、買った物を入れた紙袋を抱えて歩くのもいいものだと思っていた。重いものを入れてくれる時は紙袋を二重にしてくれるが、それでも破けてしまうことがあって、特に冷えた飲み物などを買った時はぬれて、すぐに破けてしまうのが難だったけれど。

 

 

 フィリピン人の同僚に聞くと、マカティ市では2010年頃にプラスチックの袋が廃止になったのだという。廃棄されたプラスチック袋が排水溝につまり、洪水を引き起こす原因とされて紙袋になったそうだ。「紙袋になったところで冠水や洪水は起きているけどね」と同僚。マカティでもコンドミニアムでは、ゴミを捨てる時、紙袋のままではなく、結局黒いプラスチックやポリエチレンのゴミ袋に入れて捨てられている。プラスチック袋は全面禁止というわけではないようだ。

 

 

 エコバッグも使っているのだが、ある時エコバッグは接触感染のリスクがあると聞いて地球環境への配慮と、自分の健康のどちらを優先すべきか今も悩んでいる。すでに家にはたくさんのエコバッグがあるので、買い物のたびにエコバッグを買うのも気が引ける。プラスチック袋を再利用をしようと思い立ったのだが、いつも出掛ける時忘れてしまう。

 

 マカティのプラスチック袋は、コロナ禍が終息したらまた紙袋に戻るのだろうか。(S)

 

(初出まにら新聞2017年4月29日付を再編集)