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マニラ現地紙ナナメ読み 31

2021年3月27日

就職前の健康診断でまさかの発見

 

[3月24日・インクワイアラー電子版、3月24日・フィリピン国営通信]ミンダナオ地方コタバト州キダパワン市のケント・ライアン・トマオさん(25)が転職のため、南アグサン州の鉱業会社の求人に応募して雇用前にレントゲン検査を受けた。すると、医師から肺の近くに異状があると言われた。 

 

(イメージ写真)

 

 

 トマオさんがショックを受けたのは、それが深刻な病状だったからではない。肺の近くにあったのは「刃渡り約10センチのナイフ」だったからだ。

 

 

トマオさんのレントゲン写真(フィリピン国営通信ウェブサイト)
https://www.pna.gov.ph/articles/1134673

 

 

 トマオさんは、このナイフに心当たりがあった。昨年1月4日、仕事からバイクで帰宅途中、10代と思われる集団にいきなりナイフで刺され、瀕死の状態で病院に運ばれた。手当を受け、回復した後は特に異常は感じなかった。「なぜか寒い日には体の中に痛みを感じるのが不思議だったが、まさかナイフが残っているとは思わなかった」とトマオさん。医師を訴える気はなく、ただナイフを取り除くための支援を求めているという。

 

 

 いきなりナイフで刺されるのも怖いが、病院でナイフを身体に放置されるのも怖い。レントゲンを撮ってナイフがあることがわかってから、すぐに除去手術を受けることができないのも気の毒。トマオさんが転職を望む会社は、健康診断の結果をどのように判断するのだろう。1年間ナイフが体内に残っていても大丈夫だったのだから、健康状態は良好というよりも、不死身?

 

 

フィリピン製コロナワクチン開発へ

 

[3月26日・デイリートリビューン]フィリピン政府は、国内の製薬会社とフィリピン製のコロナワクチンの開発について協議している。コロナ感染者が増加する中、海外からの輸入ワクチン依存脱却をめざす。政府は国内の製薬会社、グリーンテック、グロバックス、IGバイオテック、ニューマーケトリンク、ロイドラボラトリーズ、ユニラブの6社に対して生産を要請した。

(イメージ写真)

 フィリピンに中国、英国、米国、ロシア、インドの輸入ワクチンに加えてフィリピン製もあることになれば、コロナワクチンより取り見取りで、喜ぶべきなんだろうか。やはり接種はフィリピン人優先となるのだろうか。それとも外国人の接種希望者も歓迎されるだろうか。

 

 先行する他国のワクチンよりも、フィリピン製が効果はもちろん、なんらかの点で優れていることを望む。例えば接種が1回で済んで、痛くない。副作用も皆無。保管も簡単。値段がリーズナブル。そうあることを望みたい。