結婚式当日、検問で足止めされた花婿
[9月29日・テンポ] 9月26日、アーウィンさん(43)とルビーさん(37)はパンガシナン州のホテルで結婚式を予定していた。挙式当日、アーウィンさんと関係者がマニラ首都圏からパンガシナン州へ向かい、検問所に着いた時、思いがけない事態が発生。トラベルパス不携帯で、検問を通過できなかったのだ。別の検問所を数カ所当たっても無理だった。アーウィンさんがルビーさんに電話で状況を伝えると、彼女は検問所に駆けつけ、午後1時30分、2人は検問所で結婚式を挙げた。
アーウィンさんとルビーさんが知り合ったのは、今年5月。英国で看護師として働くアーウィンさんと、海外で働いていたがコロナ禍で失業したルビーさんはオンラインで知り合い、遠距離で愛を育んでいた。そして8月に結婚を誓い、実際に会ったのは結婚式当日が初めてだった。意外なところで結婚式を挙げたカップルは、結婚に至るまでも異例だったようである。
アーウィンさんが英国に戻る時、ルビーさんはいっしょについていくという。今度はルビーさんが英国への渡航に必要な書類を忘れたりしないように気を付けてほしいものだ。
ポップアップ・バーバー、オープン
[9月27日・フィリピンスター] マニラ首都圏では、理髪店はワクチン接種を完了した客なら店内キャパシティの10%、屋外なら30%での営業が認められている。そんな中、モール・オブ・アジアの一角ではポップアップ理髪店が登場した。
屋外で30%営業許可といってレストランであれば屋外席はごく一般的にあるけれど、理髪店で屋外営業というのはマニラでは見たことがない。と、思っていたら、実在すると知って驚いた。ベトナムのホーチミン市では青空理髪店があったように思うが、行ったことはない。これをビジネスチャンスとして、マニラでも青空理髪店が増えたりはしないだろうか。
筆者は6月下旬以来、散髪に行っていない。通常なら1カ月か1カ月半に1回は散髪に行き、出家の準備のごとく短くするので、3カ月以上も髪を伸ばした経験はおそらく生まれて初めてである。バリカンを買うことも考えたが、自分でちゃんと刈る自信がない、会社で器用なスタッフにやってもらえばいいかもしれないが、刈った後が問題である。切った細かい髪が首筋や背中に入るかと思うと、考えただけでイライラする。