フィリピンの美容クリニック「スキン・ステーション(SkinStation)」が4月15日に100号店を首都圏タギッグ市BGCのハイストリートにオープンした

 

 

 今回は韓国の医療系企業「ジーシェルグループ(Zishel Group)」と「テスリフト(TESSLIFT)」とのコラボレーションが決定したことで、フィリピンの美容業界からひときわ注目を集めている。

 

 

記者会見にて。左からフレッド・レイズ会長(スキン・ステーション)、ジェリック・レイズ社長(スキン・ステーション)、ヴィンセント・ウォン医師、マルコ・リー氏、ジミー・キム社長(テスリフト)、ジェイムズ・キム最高経営責任者(ジーシェルグループ)、ソフィー・ランプライト医師

 

 

 4月12日にBGCで行われた記者会見では、フィリピンで唯一、スキン・ステーションでのみ導入されるテスリフトの技術について紹介があった。企業名でもあり、肌のリフティング技術でもあるテスリフトは、通常の施術とは異なった技術を要するため、ジーシェルグループやテスリフトの医師たちが来比し、直接フィリピンの施術者たちに技術指導を行った。

 

 

 また、スキン・ステーション100号店では、通常のメンバーシップよりさらにラグジュアリーなサービスを提供する「スキン・ステーション・エリート」と、美容外科医師やセラピストの技術向上を目的とした「スキン・ステーション・ユニバーシティ」が設置される。

 

 

 このコラボレーションを皮切りに、スキン・ステーションはさらなる事業拡大を検討している。今後、ビーチリゾートに近い店舗での「メディ・スパ」体験など、観光業との協力にも力を入れていきたいという。

 

 

今後の展望について質問に答えるジェリック社長

 

 

 美容大国韓国の技術を、のんびり過ごせるリゾートが溢れるフィリピンで手ごろに受けることができるのは、フィリピン在住の日本人や、観光で訪れる人にもグッドニュースだ。もちろん男女や年齢関係なく施術を受けることが可能。韓国のように、フィリピンが美容観光大国として世界に知られるようになる未來は、そう遠くないのかもしれない。